土曜教養講座サテライト教室 7月

土曜に学ぶ。京都駅前で学ぶ。
京都学園大学サテライト教室で学ぶ。

次の時代を拓く経済学

7月の土曜教養講座は、「次の時代を拓く経済学」をシリーズ・テーマに経済学部教員が担当します。サブプライムローン問題に端を発する世界同時不況が深刻化する現在、経済学は危機克服のためどのような処方箋を提示するのでしょうか。経済学の歴史の中で大きな役割を果たした4人の経済学者に光を当てて、危機克服のために何が必要なのかをご一緒に考えてみたいと思います。

日 時:vol.155 7月4日(土)16:30~18:00
テーマ:「A.スミスの経済倫理学」
講 師:渡辺 恵一(経済学部 教授)
内 容:渡辺恵一教授アダム・スミス(1723-90)の経済思想の特徴は、「経済人と見えざる手」という言葉に集約され、その内容は、彼の経済学上の主著である『国富論』(1776)で論じられています。しかし、スミスには、1759年に刊行され最晩年まで改訂が続けられた『道徳感情論』という倫理学の書物が存在します。本講義では、この二つの著作のポイントを紹介し、それによってスミスにおける経済倫理学の世界を提示したいと思います。
日 時:vol.156 7月11日(土)16:30~18:00
テーマ:「J.M.ケインズの経済学」
講 師:内山 隆夫(経済学部 教授)
内 容:内山隆夫教授ケインズ経済学は、「不況の経済学」とも呼ばれます。彼の主著『雇用・利子および貨幣の一般理論』は世界大恐慌を背景に生まれ、大量失業を克服するための処方箋を提示したからです。その後、第1次石油危機を境に「ケインズ主義の終焉」が語られるようになりました。ところが、現下の世界同時不況の克服を目指し、各国政府は史上最大規模の財政支出を計画し、ケインズ主義は復活したかにみえます。本講座では、不況克服のための政策のあり方についてご一緒に考えてまいります。
日 時:vol.157 7月18日(土)16:30~18:00
テーマ:「M.フリードマンの経済学」
講 師:宮川 重義(経済学部 教授)
内 容:宮川重義教授ミルトン・フリードマンは、20世紀を代表する経済学者として、ケインズと双璧をなすことにほとんど異存はないでしょう。彼は経済を活性化させるためには自由な市場が重要であり、政府による規制は経済効率を著しく阻害すると考え、また経済運営にあたっては、金融政策、とくに貨幣量の重要性を主張し続けてきました。フリードマンは、世界大恐慌の原因が金融政策の失敗にあることを証明し、1976年にはノ-ベル経済学賞を受賞しました。今回の講座では、彼のアイデアを紹介しながら、現在の世界不況に彼のアイデアがどのように生かせるかを提示したいと思います。
日 時:vol.158 7月25日(土)16:30~18:00
テーマ:「J.M.ブキャナンの政治経済学」
講 師:久下沼 仁笥(経済学部 教授)
内 容:久下沼仁笥教授J.M.ブキャナンは、「公共選択論」に関するその先駆的研究が評価され、1986年にノーベル経済学賞を受賞しました。公共選択論は、政治過程を分析する経済学であり、従来の経済学が扱ってきた市場取引に関連する個人の選択問題ではなく、個人の集合としての「社会全体としての意思決定」に焦点を当て、ひいては社会にとって最適な選択を可能にする政治過程が満たすべき条件について分析します。世界同時不況下にある現在において、それへ政策対応の選択は政治の主要課題です。この講座では、政府が最適な選択をするための条件について、ブキャナンの研究に基づいた議論を紹介します。
 
会 場:キャンパスプラザ京都6階第5講習室(サテライト教室)
JR京都駅烏丸中央口より徒歩5分
受講者:一般社会人・学生・教員(先着30名まで)
聴講料:無料(1回のみの聴講も歓迎します)
 

連絡・問合せ先:

京都学園大学総務課(電話等による事前申込)
TEL:0771-29-2214 FAX:0771-29-2239
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