高校生論文コンテスト2016 審査結果・入賞者のよろこびの声(経済経営学部)

2017年02月17日トピックス

高校生論文コンテスト2016(経済経営学部)結果発表

 このたび「高校生論文コンテスト2016(経済経営学部)」を開催しましたところ、近畿地方を中心に各地から多数のご応募をいただきました。これらについて本学教員を審査員として厳正な審査を行い、下記の通り各賞を決定いたしました。個人賞受賞者および学校賞受賞校には賞状と副賞を、また応募者全員に記念品をお贈りいたします。

◆最優秀賞◆(副賞として3万円分の図書カードが贈呈されます。)

 越野汐音(京都府立北嵯峨高等学校 3年) 

「『みんな』にとっての観光業」 (作品を読む)

◆優秀賞◆(副賞として2万円分の図書カードが贈呈されます。)

 田中茉己(京都府立須知高等学校 1年) 
  「少子高齢化について」

◆佳 作◆(副賞として1万円分の図書カードが贈呈されます。)

 木村 聖(関西大学高等部 1年) 
  「私の暮らす町、門真」

 小山玄慈(京都府立須知高等学校 1年)
  「地域の未来を創る―私と経済―」

 新庄 巧(京都府立北桑田高等学校 1年) 
  「短所を長所へ」

◆学校賞◆

 京都府立須知高等学校

講 評

 第6回目となる今回のコンテストでは、「地域の未来を創るっ -私と経済-」をテーマとしましたところ、多くの高校生の皆様から自身の暮らす地域をよりよいものにする方法についてアイデアが寄せられました。そのどれもが、たいへん興味深く、高校生らしい瑞々しさにあふれたものでした。

 それらの中でも、最優秀賞に選ばれた越野汐音さんの論文作品「『みんな』にとっての観光業」は、京都市において観光地で得られる恩恵を他の地域に波及させるにはどのようにすべきかとの問題意識の下に大胆な提案と課題についての検討がなされており、審査員一同から高い評価を得ました。

 優秀賞の「少子高齢化について」では、少子高齢化が地域経済に与える影響を指摘した上で、その克服の方法について優れた考察が行われていました。

 佳作の3作品についても、地域経済に対する的確な現状認識の上に、それぞれ独自の視点からその活性化の手段が検討されている点が評価されました。

 日本は今、人口減少期に入り、地域の衰退や地域間格差の問題はますます深刻になりつつあります。これは大都市部においても例外ではありません。したがって、これからは誰もがますます地域に目を向けなければならなくなるでしょう。高校生の皆様にとって、このコンテストがそのきっかけになったのであれば幸いです。

入賞者のよろこびの声

20170217_prizewinner01.jpg
最優秀賞の越野汐音さん(京都府立北嵯峨高等学校)

◆最優秀賞 越野汐音さん (京都府立北嵯峨高等学校)  観光業に関するニュースを見ながら、ふと思い付いたものがこのような名誉ある賞に結びつき、驚きと喜びでいっぱいです。形は違っても、いつか京都の観光業による恩恵が市内全域に行き渡ることが叶ってほしいと思います。

20170217_prizewinner02.jpg
個人賞と学校賞を受賞した京都府立須知高校の皆さん (左から、田中茉己さん、小山玄慈さん、長谷川清隆校長先生)

◆優秀賞 田中茉己さん (京都府立須知高等学校)

 今までにあまり考えることのなかった地域の事を、この機会を通じて、深く考えることができ、とてもいいものとなりました。
 この度は、このような賞をいただき、ありがとうございました。

◆佳作 小山玄慈さん (京都府立須知高等学校)

 この度は、佳作に選んでいただき、ありがとうございました。正直な話、受賞するとは思いませんでした。でも今は、とても嬉しい思いです。この機会を通して、地域の事について考えることができたと思います。これからこの町がどう発展していくかを楽しみにしながら過ごしていきたいと思います。

20170217_prizewinner03.jpg
佳作の新庄巧さん(京都府立北桑田高校)

◆佳作 新庄 巧さん (京都府立北桑田高等学校)

 このような賞をいただき、大変光栄に思います。
 この論文を書くことで私の地域の良いところ、悪いところなど普段気付かなかったところに目を向けることができ、私の地域がさらに好きになりました。この賞を糧に地域をより深く知り、地域に貢献できる人物になりたいです。

(高校生論文コンテスト(経済経営学部)実行委員会)

前の記事へ

次の記事へ

一覧へ戻る

このページの先頭へ