本学と京都府右京警察署の協定調印式が行われました

2017年03月08日トピックス

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京都学園大学と京都府右京警察署は、「地域の安全・安心に関する協定」「災害時における施設使用に関する協定」の2つを締結。2017年3月3日(金)に京都太秦キャンパスで調印式が行われました。

京都府警のシンボルマスコット「ポリスまろん」と「ポリスみやこ」が見守る中、京都府右京警察署の西元博史署長と本学の篠原総一学長は、2つの協定書の内容を確認して署名を行いました。

2つの協定の主旨・目的は次の通り。「地域の安全・安心に関する協定書」は、右京警察署と本学がそれぞれの専門分野をいかしながら連携して地域安全恊働活動などを行うこと、本学の学生や地域住民の防犯・交通安全意識向上を目的としており、「災害時における施設使用に関する協定書」は、災害時などに警察署庁舎が機能不全に陥った場合、本学の施設を警察活動の臨時拠点として使用し、警察署機能を維持するとともに、両者が連携して協力することで災害に強いまちづくりを進めることを目的としています。

調印を終えて、西元署長はまず「右京の地で勉学に励む学生に、安心して防犯・安全意識を高めていただきたい」と呼びかけ、恊働意識と連携による犯罪のない町づくりを提言。「災害時における施設使用に関する協定」においては、東北や熊本の震災被害も受けて重点課題となっている災害に強い町づくりの体制を強化し、安全・安心の最後の砦である警察署の機能が途絶えることのないよう実践的な訓練を継続的に行っていくこと。そして大規模災害の際にも効果的な取り組みができるよう、この協定が意義あるものにしたいとの挨拶がありました。

篠原学長からは、まずこの京都太秦キャンパスが2年前に設置されたことに触れ「塀を設けず、地域にひらかれたキャンパスとして、地域の方も自由に安心して出入りされている今があるのは、警察の指導のおかげです。今後もさらに、地域の安心・安全の向上を心に強く思います」と挨拶。本学がこれまでも右京警察署と連携してきた経緯を説明したうえで、本学における防犯の取り組みに右京警察からさまざまな支援を受けていることに対し感謝の辞を述べました。

この日に2通の協定書が交わされたのを契機とし、地域の安全・安心と災害に強い町づくりに向けて今後もさらに連携を深めた取り組みが推進されます。

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