<平成15年度>  Vol.36

  京 都 学 園 中 学 校  2004年2月6日発行       

鬼をまるかぶり!?

学年主任 中山 達仁

 日本には二十四の季節がある。いわゆる二十四節季なのだが、その時々に言葉は聞いたことがあるのだが改めて数えてみると全部思い出せない。春分・秋分を基本としてその中間が夏至・冬至、そしてそれぞれの中間ころが立春・立夏・立秋・立冬となり、その間に啓蟄とか大暑とかがあることまではわかっていてもその先は・・・。いずれにしても日本の暦は日本文化の美しさを現している。四季の変化に順応した生活、寒いときは寒いのがあたりまえで、暑いときは暑いのが当然なのである。折々の産物を食し、自然を愉しみ、年輪を重ねていくのが人間本来の生き方ではないのか。やれ床暖房をつけろとかカワックが必要だとか、あれが食べたいとか風呂を洗えとかいうのが果たして本来の人間の姿なのだろうか。とにかくこの3日は二十四節季の始まりの日である節分だった。日本全国鬼が退治されたはずだが、我が家では退治しきれずにいるので年中豆が必要である。鬼に豆をまくのはわかるが、巻き寿司をまるかぶりして、なおかつ食べている間は喋ってはいけないというのは何なんだろう。寿司を鬼に見立てて食ってしまうのかしらんと思いつつ、普段はスライスされている巻き寿司を言われるままにほうばっていたのだが、やっぱりどこかの寿司屋のたくらみなんでしょうねえ。バレンタインデーのチョコレートもそうだし、ホワイトデーなんかに至っては日そのものが存在しないのではないか?なんでマシュマロなんだ。そのうちひな祭りにチーズを食べようとか、憲法記念日にはスーツを仕立てようとか訳のわからないことになりやしないか心配である。だが、商業主義を批判するのは簡単であるがそれを仕掛ける側の人間になってみようとすることは難しいかもしれない。生徒諸君もなにか仕掛けを考えよ。出資します。

  二十四節季  春:立春 雨水 啓蟄 春分 清明 穀雨  夏:立夏 小満 芒種 夏至 小暑 大暑

         秋:立秋 処暑 白露 秋分 寒露 霜降  冬:立冬 小雪 大雪 冬至 小寒 大寒

理科の勉強会

理科担当 岩佐朋美

1月29日(木)の午後から高槻市にあるJT生命誌研究館で開かれた教師の勉強会に参加しました。「教える」側の人間は、「教えられる」側の人間の数倍、数十倍の勉強をしなければできません。教師になってからも、こういった勉強会や見学会に行かないと自分がスカスカになっていく気がして、楽しい・いい授業ができないように感じていました。今回も時間割変更をしてもらい、生徒の皆にもちょっと迷惑をかけたりもして、行って来ました。

 「JT生命誌研究館」にはずっと行きたかったのです。生命誕生から、現在にいたるまでの進化の歴史を研究し、それをたくさんの人にわかりやすく伝えていくことを目的としている研究機関です。建物はとても綺麗で、展示・説明もとても丁寧でした。できれば、中学生の間に皆で勉強しにいきたいなぁ・・・と思っていたのですが、少々内容が難しいかもしれません(習ってないこともたくさんあるので・・・)。しかし、勉強会は行ってよかったです。理科を担当するものとして、「生命誕生、進化の仕組みって不思議。その不思議を解明する科学って素晴らしい!この不思議さと素晴らしさを、なんとかたくさんの生徒に伝えたい!!」という原点に帰ることができました。いい勉強会に参加できて、良かったです。

3年生総合学習卒業発表会

2月4日(水)の5,6時間目に、第2回総合学習卒業発表会が行われました。3年生が2週間前からリハーサルを重ねて本番に臨みましたが、練習のときよりもはるかによく発表できていたチームが多かったですようです。1年生のみなさんも2年後にはりっぱな発表ができるようがんばりましょう。なお1年生の校内発表の結果は次回掲載します。

国語 月組課題「少年の日の思い出」感想文

A組 仁木彩友美

 「少年の日の思い出」を読んで、「僕」がエーミールのちょうを盗んだとき、「僕」のほしいものをどうしても手に入れたいという気持ちもすごく分かるけど、大人の世界ではそれが通用しない、自分の思い通りにいかないことがあるんだと思った。私たちももうすぐ14歳になって、大人の世界というか、犯罪を犯して「ごめんなさい。」では済まされない、大人と同じ扱いを受ける世界に入るんだと思うと、緊張するというか、今まで以上に人間関係、相手の気持ちを考え、責任感を持って行動しなければいけないと思った。

 「僕」もエーミールのちょうを盗む前に良心が目覚めればと思ったけど、人は自分の欲望に負けてしまうときがあるんだと思った。人間全員が良心に従って行動していたら、この世に犯罪なんかおきないと思った。けど、やっぱり人のものを盗んだり、壊したりするのはいけないことで、大人になるということは、善悪の判断ができ、そして、自分の気持ちをコントロールできるようにならないといけないと思った。

 この「少年の日の思い出」には、大人になるということの意味を教えてもらいました。

B組 溝淵恵里

 私は「僕」の気持ちがちょっとわかる気がしました。「僕」は夢中になって時間をわすれたりそこまで夢中になれるのは、すごいと思いました。私も時間を気にしないで1つのことに集中することがあります。

 私が特に気持ちがわかるのは、「僕」がエーミールのちょうを盗んだところです。盗んだのは悪い事だけど、そこまでしてまでその「ちょう」を見たかったんだから、僕がちょうを好きなのがわかりました。でも、そのちょうは、自分が捕まえて見たほうが何倍もうれしいと思います。なかなか捕まえられないけど、努力して捕まえられたら、何よりうれしいと思います。

 謝るときにはすごく勇気がいったと思います。恥ずかしい気持ちと、申し訳ないという気持ちで、逃げ出したいと思います。僕の、どんなに軽蔑されても逃げ出さなかったところはえらいと思いました。

B組 加茂真美絵

 何かに熱中することは良い事だと思います。少年時代に出てくる「僕」にとって、ちょう集めは、とても良い事だと思うけど学校をほったらかすぐらいになるのはどうかなぁと思いました。そこまで、ちょうへの思いがあるならエーミールが持っているクジャクヤママユを盗むより、自分も捕まえたい、と思わなかったのかなぁと考えます。ちょうを集めるというのは自分にとって目に見えるものは“ちょう”しかないけど、いろいろ目に見えないもの(自分のプラスになるような事)は沢山得られると思います。その思い出をこわしてしまうというのは、残念だと思いました。

 私がすごいなぁと思ったのは、クジャクヤママユを盗み、壊してしまったという事をあのエーミールにあやまれた事です。その事が書いてある文を読み、盗むつもりはなく、自分の欲望に負けてしまったんだ!!とわかりました。

 しかし、あやまっても、二度とこんな事をしないと心に決めても、償いは出来ないと言うのが現実です。私も自分の欲望に負けてしまう事があります。例えば、寝る前にたまらなくチョコレートが食べたくなったり・・・・

 この本を読んで、日常で起こる小さな欲望から我慢していこう!!と思いました。そして、良い思い出を自ら断ち切ってしまうような事は絶対にしたくないので、気をつけようと思いました。これから生きていくのにも忍耐が必要という事に気づきました。

A組 高森勇樹

 僕は「少年の日の思い出」を読んで、主人公の気持ちがよくわかりました。ちょうは今で言えば、カードやゲームソフトです。だれだって自分の欲しいカードやゲームソフトを持っている人がいたら「いいな〜」とか「ほしいな〜」と思うはずです。そんなことがすごくよく描かれているこの物語は、読んでいてまるで自分が主人公になったような感じがして、すごく物語にひきこまれました。

 子供の時にすごく悪いことをしてしまうと、たぶん心に残ると思います。主人公はつらかっただろうと思うけど、だからこそ思いっきりどなっておこってほしかったと思います。それに、この物語は、主人公のお母さんがあってこそだと思います。現実の世界でも同じですが、自分の子どもを影ながら支えるお母さんはすごいなと思いました。僕はこの物語がとても気に入ったので、ヘルマン・ヘッセのほかの作品を読もうと思いました。

入試ウイークです   

 来週火曜日・水曜日(祝日)に高校入試が行われます。先週のエンデバーでもお知らせいたしましたが、一部時間帯が変更となりますのでよろしくお願いします。また、自宅学習用の課題・宿題が出されていますので、生徒諸君、がんばるように!

 9日(月) 中学C日程入試・高校入試準備 のため40分4限授業

10日(火) 高校入試のため終日自宅学習

13日(金) 高校入試判定会のため 40分4限授業