7月14日(水)午後4時40分から、法学部法職コースの2回生対象に、行政書士になるため、どんな勉強が必要かをテーマにして、比較的最近に試験に合格され、行政書士として活躍中の先生方からお話をお聞きしました。
語り手 行政書士 中田 有希絵 先生
(2010年京都府会登録・三並ゼミ卒業生)
行政書士 木村 友宇子 先生
(2002年京都府会登録)
行政書士 三木 常照 先生
(法学部非常勤講師)
学生達に語る中田先生
中 田 法学部には、三木先生がご担当されている行政書士の実務講義や、行政書士試験対策の課外講座もあります。
これらと平行して、ゼミや通常の講義の中で学べる知識を活用すれば、合格も見えてくるのではないかと思います。
なぜなら、行政書士試験の問題を実際に作っておられるのは、大学の先生方ですので、試験に出てくる内容も、結局は大学の講義でされているのと同じことが取り上げられます。これは、毎年、学生さんの合格率が高いことからも裏付けられると思います。
基礎・基本を大切に繰り返し、着実に勉強しておれば合格できる試験です
学生A 行政書士試験は広範な分野から出題されますが、どのように勉強すればいいのでしょうか?
中 田 行政法と民法とで配点が7割強あります。これらの科目を確実にやることが大切で、そうしないと合格は無理です。
具体的の試験勉強としては、テキストをひたすら繰り返して読むことです。
また、法学検定試験は、行政書士試験の合格者の大半がやっていますので、その問題集を入手してこれを学習するのも有効です。中でも問題の解説をよく読み、各選択肢の正否の結果について、なぜそうなるのか考えてみることで力がつきます。
行政書士実務の講義を担当されている三木先生
中 田 あれもこれもと、たくさんの参考書や問題集に手を出すのは、不合格になる典型的パターンです。試験間際になると不安になるものですが、一つのテキスト、一つの問題集を何度も繰り返し、深く学習するのが合格のコツです。
学生A おすすめの参考書はありますか?
中 田 多くの合格者は次の参考書を使用しています。
法学検定試験問題集4級(商事法務)
法学検定試験問題集3級 行政コース(商事法務)
NEW出口現代文講義の実況中継(1)(2) (語学春秋社)
学生B 試験勉強は過去問を中心にやっていますが、それで大丈夫ですか?
中 田 行政書士試験では、他の資格試験と違い、過去問から同じ問題が出題されるわけではありません。ですから、いくら過去問を丸暗記していても、本試験では全く役に立ちません。
過去問は、覚えるのではなく分析してください。分析とは、本試験の傾向を読むことです。
一つ一つの問題を、どのように考えれば解けるか、どういう解き方をすれば正解を導き出せるのかということを、考えることです。正解を導き出すまでのプロセスや傾向は、毎年さほど変わりませんので、このようなやり方がかなり有効です。
決意を語る木村先生
木 村 行政書士としてやっていきたいという気持ちがあったので、絶対に1回で受かろうという決意をもって、1日何時間も勉強しました。
三 木 合格すればよいな、というような気持ちで、受験者の中には年中行事のように受験し続けている者もいる。本気で取り組んでいくことが最終合格への決め手です。
また、くじけずにがんばる意志の強さも大切です。
約2時間にわたり、質問にもお答えいただきながらお話いただき、参加学生達は行政書士合格への第一歩を踏み出しました。
中田先生・木村先生・三木先生どうもありがとうございました。先生方の今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。
(2010/07/21 文責・法学部 渡邊博己)
「この度、中田 有希絵さんが行政書士の事務所を開設されたと聞き、大変喜んでいます。私のゼミがどれほど役だったか定かではありませんが、私が日頃処世訓として述べていた『集中と気分転換』を守って、見事行政書士の資格を取得されたものと思われます。後輩の皆さんも、この先輩に続いて、まさに自分の力で大いに活躍できる場を確保され、道を切り拓いていくことを願ってやみません。」




