11月29日(火)、亀岡市役所市民ホールで開催された「落語家と遊ぼう」は、プロの落語家と交流することで "コミュニケーション" について学ぶことを目的としたイベントだ。主催は本学・レクリエーション研究会。ゲストの "落語家" には、落語会の名門・三遊亭一門の三遊亭京楽さん。1986年に本学経済学部を卒業した後、三遊亭円楽師匠に入門、異例の真打ちスピード昇進を果たし、その後も国内はもちろんニューヨークにまで活躍の場を広げる、いわば "言葉遊び" のプロフェッショナルだ。京楽さんに同イベントで披露していただいたのは、再び注目を集める伝統芸能落語から「金明竹」「浜野のりゆき」の二席。小さなお子さんからお年を召した方まで広い年齢層が集まった会場は、京楽さんの流れるような言葉はもちろん、その表情・声音・身振り手振りの豊かさに終始圧倒、落語の世界に引き込まれていた。


二席の間には京楽さんを囲み、"早口言葉" や、落語には欠かせない "お猪口で酒を飲む身振り手振り" などを参加者全員で挑戦。実演して初めて分かる、壇上で一人何役もこなす落語家の奥深い表現技法に舌を巻いた。


翌30日(水)には吉中康子教授(人間文化学部人間関係学科/スポーツ社会学など)の授業にゲストスピーカーとして登場いただき、同イベントと同じ内容を指導いただいた。かつて当然のようにあった "コミュニケーション" が希薄化しているといわれて久しい今、古典芸能の落語と接することで見出す発見は、同イベント参加者はもちろん、本学学生にとっても大きなものだったのではなかろうか。
2005/12/01 人間文化学部