今春よりいよいよ始動する本学の新学部・バイオ環境学部。地域との交流、そしてバイオ環境学についての理解を目的に2月3日(金)に行われた「バイオ環境学部見学会」には、亀岡市立大成中学校の1年生103名が参加。同中学校は文部科学省の「理数大好きモデル推進校」。


見学会は実験とミニ講義の2部構成。「環境問題を科学する」をテーマにしたミニ講義では、バイオ環境デザイン学科就任予定の石田紀郎氏が日本のわずか2つの地域にしか生息していない天然記念物の魚「アユモドキ」を紹介。そのアユモドキは本学の地元、亀岡に生息しているという。講義は、天然記念物がなぜ亀岡市の小さな川に棲んでいるのかその理由を考え、アユモドキの保全方法などを考えることから環境問題の大切さを学ぶ内容だった。

バイオサイエンス学科就任予定の桑原保正氏の「自然を科学の目で見てみると--化学生態学の世界」をテーマに行われた実験では、クスノキの葉をもみつぶして香りをかいだり、ダニのフェロモンやシロアリの道しるべ-フェロモンの動きを観察。身近にある化学生態学の世界の一部を体験できる内容だった。
同見学会には先月に定礎式が挙行されたバイオ環境館の施設見学も盛り込まれており、参加者たちは完成したばかりの実験室や講義室を見学。初めて見る実験装置の数々に「これは何の実験に使うものですか?」といった多くの質問が寄せられ、学部関係者はひとつひとつを丁寧に説明。好奇心に目を輝かせながら熱心に聞き入る参加者の姿が印象的だった。
2006/02/07 学部設置準備室