本学経営学部の堀池 敏男助教授が亀岡高校Life講座で講師を務める

バーチャルカンパニー最終発表会の様子
市場調査も行うなど本格的に発表される

2月24日(金)、亀岡会館亀岡高校の1年生による「バーチャルカンパニー最終発表会」が行われた。亀岡高校は「総合的な学習の時間」枠で、起業家精神の養成を主な目的とした教育プログラム「バーチャルカンパニー(※1)」学習に取り組んでいる。
同プログラムは、自立した個人として社会の変革を目指す人材育成を掲げる「アントレプレナーシップ教育(※2)」の一環。本学と亀岡高校との高大連携教育として堀池敏男助教授(経営学部/事業構想学科)が1年間、全3回にわたり講師を務め、今回の最終発表会では審査委員として参加した。

最終発表会では、各クラスが会社概要から部門など細かな点まで構想をねり、商品を開発して市場調査を行ったり、TVコマーシャルを制作するクラスもあり本格的なプレゼンテーションが行われた。4クラスの企業がプレゼンテーションを行った後、堀池助教授や亀岡市商工観光課からの審査員や学生審査員らによる審査が行われ、最も審査点の高かった1年7組の亀岡の見所を取り入れ、日帰りや1泊2日の旅行プランを企画した旅行会社YTO(Yamamoto Travel Org.)「亀岡観光コース」が最優秀賞を受賞した。
社長を務めた亀岡高校1年生の山本 小夏さん、森 敏之先生、講師を務めた本学の堀池 敏男助教授らは今回の発表会について下記のように述べた。

バーチャルカンパニー最終発表会の様子
審査員に試作品のパンを見せる
本学経営学部の堀池敏男助教授による挨拶
本学経営学部の堀池 敏男助教授による挨拶

山本小夏さん:「最初は商品化されることをものすごく簡単に考えていましたが、堀池先生のレクチャーを学び実際にしてみると自分たちの考えていた以上に奥が深く、これから社会に出るのにすごくいい勉強になりました。授業が週に1時間しかなく少ない時間で進めていくのも大変でしたが、各部門の見所を考えるのが難しかったです。自分が住んでいる町「亀岡」がテーマだったのですが、普段気づかないことが多く調べるていく中で、ここも見所だっという所がたくさんあることにも気づかされました。みんな一生懸命頑張れたので良かったです。」

森 敏之先生:「1年生なので経営学は、まだまだ難しい内容だったのではないかと思う。商品1つの開発について、どういう流れで商品化されているかというのが学べたのではないでしょうか。経営教育は普通科の領域ではなく、商業科などでの勉強領域になるのですが、3年前からこの勉強に取り組むようになりました。会社・商品は1つの素材であって、新しいもの・アイディアを出し合い、先生たちに教えてもらうのではなく、自分達で考えて発表するという力をつけて欲しいと思います。そういう意味で今回の発表会で達成できたと思っています。堀池先生には1年間講師としてお世話になりました。初めの新商品を作るためのレクチャーをして頂いたのですが大学の講義レベルを高校1年生が理解をするのは無理だと思いますが、生徒たちには自分達の知識以外のものがたくさんあるということを知ってもらえたと思います。共同で授業を作り上げるという点で専門的な知識を持つ大学側の協力が必要となる為、今後も高大連携で力をおかりしたいと思います。」

堀池 敏男助教授:「学生のみなさんに感想を聞いてみたのですが、講義内容が難しかったと述べた学生が多く、もう少しやわらかく噛み砕いた内容で講義をすれば良かったかな、と私自信の反省点もありました。
Life講座ではこれからの経営に求められる構想力・創造力が身につけられ、大勢の前で自分の考えを他人に伝える力、プレゼンテーション能力が一人一人についたと思います。前回の中間発表の時よりも今回の最終発表会では、今すぐ商品にしても売り出せるものもあり、発表度・完成度も中身も高くなっていていました。このほかにも高大連携で協力できる事があれば参加していきたいと思っております。」

※1:精神的にも経済的にも自立した個人として、問題意識を持ち、新しいことに挑戦することで既存の社会をよりよく変革していける人材の育成を目指すもの
※2:起業家精神の養成、情報力・発想力、問題解決能力、コミュニケーション能力、決断力などの能力やチャレンジ精神などの主体的な態度を育てることを目的として運営されている教育プログラム

2006/03/03 総合企画課