バイオ環境学フォーラム開催

 バイオ環境学部の開設を記念した、バイオ環境学フォーラム「バイオの時代、環境の時代-バイオ環境学の創成にむけて-」が6月24日(土)宝ヶ池プリンスホテルで実施された。当日は好天に恵まれ、学内外の研究者、関連企業、父母、学生ら、全国から約900名の参加者で会場は満席となった。

 フォーラムでは、米本昌平氏(科学技術文明研究所所長)が「21世紀における科学と社会を展望する」と題して基調講演を行った。米本氏は講演の中で、21世紀がこれまで人類が経験したことのない環境問題や巨大研究プロジェクトの中心がライフサイエンス・バイオテクノロジーである時代となることを指摘し、研究活動の国民への開放、科学研究の成果やそこから発生する価値観を社会的価値にフィードバックする必要があることを強調された。続いて西山 徹氏(味の素(株)副社長)が「バイオテクノロジーによる持続可能社会の実現」、深見治一氏(バイオ環境学部バイオサイエンス学科教授)が「新規ビタミンC誘導体の発見と酵素合成への取り組み」と題してバイオテクノロジーの立場から、柳 哲雄氏(九州大学応用力学研究所教授)が「里海論」、石田紀郎氏(バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科教授)が「バイオ環境学の立場から」と題してバイオ環境の立場から講演した。最後に關谷次郎バイオ環境学部長からフォーラムのまとめとバイオ環境学部発足の決意を述べて、盛会のうちに終了した。
 引き続き開催したバイオ環境学部開設記念レセプションも大勢の方々にご来臨いただき、会場内、立錐の余地も無い状況で、喜びとともに関係者をおおいに慌てさせた。

 レセプションでは、大学を代表して学長(代理關谷学部長)によるお礼の挨拶、産官学のそれぞれを代表して、バイオに関連する産業界からバイオインダストリー協会常務理事 炭田精造様、地元京都府から京都府南丹広域振興局長 戸田雄一郎様、教育研究機関から京都大学農学研究科研究科長 矢澤 進様から祝辞を頂いた。
 続いて、総合地球環境学研究所所長 日高敏隆様による乾杯の音頭、開宴ファンファーレの演奏では、中川重年氏(バイオ環境学部バイオ環境デザイン学科教授)を中心とした12名の奏者によるアルプホルン吹奏が会場の雰囲気を盛り上げた。(この演奏は前日にも地元亀岡市の2会場でも行われ、市民からの歓迎を受けている。) 会場内では、大学関係者と参加者による情報交換が盛んに行われ、今後の産官学交流・地域連携の良き起点となった。


バイオ環境学フォーラム

開宴ファンファーレのアルプホルン吹奏

2006/06/27 総務課