8月26日(土)午後1時30分より、本学悠心館(Y22)にて京都学園大学人間文化学会主催「臨床心理学セミナー」が開催されました。京都市児童福祉センター副院長で児童精神科医の門眞一郎(かど・しんいちろう)先生をお招きした当セミナーには150名近い方が参加され、好評のうちに終了しました。多数のご来場、誠にありがとうございました。
テーマは「軽度発達障害の児童・生徒にどう関わればよいのか」。門先生のご講演のあと、50分ほどにわたって熱心な質疑応答が繰り広げられました。
ご講演は、軽度発達障害(軽度とは知的障害がない、あるいは軽度という意味)に含まれる学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(AD/HD)、自閉症スペクトラム(ASD)のうち、ASDに焦点をあてて、その特徴、「自己評価の向上」や「視覚的構造化」を中心にした関わり方について、大変わかりやすく述べられたものでした。詳しいレジュメが配布され、パワーポイントで文字・図・写真が映し出されるなど、ご講演自体もよく「視覚的構造化」されており、ASDの人たちにわかりやすくなる配慮は、LDやAD/HDの人たちにも、そして障害をもたない人たちにも役立つものだという門先生のお考えが、参加者お一人お一人にきちんと届いたことと思います。
今回ご参加いただいた半数近くが学校の先生方でしたが、保護者や様々な援助職の方にも多数おいでいただきました。また亀岡市以北の方が半数以上を占めておりました。お書きいただいたアンケートを参考にさせていただきながら、亀岡に所在する本学の役割について、これからじっくりと考えていきたいと思います。


2006/08/29 人間文化学部人間関係学科 川畑 隆