京都学園大学

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平成26年度 FD研修会

更新日:2016年9月24日(土)
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平成26年度の実施状況です。

・FD…Faculty Development(ファカルティ・ディベロップメント)

教員が授業内容・方法を改善し向上させるための組織的な取組の総称。

具体的な例としては、教員相互の授業参観の実施、授業方法についての研究会の開催、新任教員のための研修会の開催などを挙げることができる。

なお、大学設置基準等においては、こうした意味でのFDの実施を各大学に求めているが、FDの定義・内容は論者によって様々であり、単に授業内容・方法の改善のための研修に限らず、広く教育の改善、更には研究活動、社会貢献、管理運営に関わる教員団の職能開発の活動全般を指すものとしてFDの語を用いる場合もある。

※中央教育審議会答申「学士課程教育の構築に向けて」 用語解説より抜粋

平成26年度 第9回全学FD研修会

平成27年3月20日(金)に第9回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『学生支援の現状と課題』
講演者:
教育修学支援センター長(学生担当)坂本文夫 先生
保健室 上仲洋子 先生、学生相談室 大西千加 先生 高野元貴 先生

今回の全学FD研修会では、本学の保健室・学生相談室から「学生支援の現状と課題」についての活動内容や、支援目標などを発表して頂きました。

概要は以下の通りです。

  1. 最近の障がい者施策
  2. 保健室での支援
  3. 学生相談室での支援
  4. 本学の学生支援の実際
    • 学生へのサポートを充実させるため、保健室や学生相談室だけが連携するのではなく、教職員や教育修学支援センター、施設課などが情報共有をし、学生に利用してもらいやすい環境を整えることが重要である。
    • 学生への対応については、一般化するのではなく、個々の状態に合わせて支援していき、自立へ向けてサポートすることを目標としている。

普段見ることの少ない学生支援について分かりやすく説明して頂き、学生と関わる上でとても有意義なFD研修会となりました。

坂本文夫 先生

教育修学支援センター長(学生担当)坂本文夫 先生

上仲洋子 先生

保健室 上仲洋子 先生

大西千加 先生

学生相談室 大西千加 先生

高野元貴 先生

学生相談室 高野元貴 先生

2015.3.24

教育開発センター

2014年度 第20回FDフォーラム

三保紀裕 先生

発表:三保紀裕 先生(経済学部)

「初年次キャリア科目の構築と

効果測定」

2014年度第20回FDフォーラム(公益財団法人大学コンソーシアム京都)が2月28日(土)と3月1日(日)の2日間にわたって、同志社大学(今出川校地)にて開催されました。

今回のFDフォーラムは、「学修支援を問う-何のために、何をどこまでやるべきか-」をメインテーマに、第1日目はシンポジウム、第2日目は分科会および大学コンソーシアム京都加盟校によるポスターセッションが行われました。

西片聡哉 先生

発表:西片聡哉 先生(法学部)

「長期インターンシップと

海外インターンシップの構築と

効果測定」

ポスターセッションでは、各大学で実施する特色ある教育の取組みが発表されました。

京都学園大学からは、「初年次キャリア科目の構築と効果測定」と「長期インターンシップと海外インターンシップの構築と効果測定」の2つのテーマを発表しました。

いずれも2013年度から実施している新しい取組みですが、科目やプログラム構築までの過程や実施状況、教育的効果などについて、多くの方々に関心をもって聞いていただけました。

京都学園大学の発表ポスターはこちらです

平成26年度 第8回全学FD研修会

平成26年度 第8回全学FD研修会

平成27年2月25日(水)に第8回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『ハラスメントのない教育環境の構築に向けて』
講演者:
大阪大学 人間科学研究科 教授 牟田和恵 先生

今回の全学FD研修会では、大阪大学人間科学研究科の教授であり、ハラスメントに関する著書も出版された牟田先生をお招きして『ハラスメントのない教育環境の構築に向けて』をテーマにご講演いただきました。

FD_h26_08

ご講演の概要は以下の通りです。


  • ハラスメントは、当事者の立場によって受け止め方、見え方は違う。
  • 行為そのものが問題である以上に、重要な指導関係・職場の上下関係の中でなされるために、学業・研究や仕事の環境が阻害され、続けられなくなるといった場合もある。それは被害者の人生設計・生計に関わるので深刻な問題である。
  • ハラッサーの処分をするだけでなく、ハラッサーに何が問題であったのかを理解させることが大学の責任である。
  • インターンシップやアルバイト先等のキャンパス外のハラスメントの例もある。

質疑応答では、学生に接する立場としてハラスメントに該当する範囲についての質問など、活発な意見交換がされ大変有意義な研修会となりました。

他大学の事例をもとにハラスメント問題に対するご自身の意見や現状をご教授いただき、ハラスメントについて考える良い機会となりました。

2015.2.26

教育開発センター

平成26年度 第7回全学FD研修会

平成27年2月18日(水)に第7回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)についての研究者向け研修』
報告:
研究・連携支援センター

今回の全学FD研修会では、「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)」が平成26年2月18日に改正されたことを受け、その改正部分の解説や、研究者向けの映像資料の視聴、本学における規程の確認等が行われました。

ガイドライン改正の詳細については以下のサイトをご覧ください。

*文部科学省:「研究機関における公的研究費の管理・監査のガイドライン(実施基準)(平成26年2月18日改正)」

「大丈夫と思っていても、実際は不正使用になってしまう例」や、「本学における不正防止計画」などを全体で共有でき、公的研究費の使用に関する注意点を改めて知り、考える良い機会となりました。

2015.2.24

教育開発センター

平成26年度 第6回全学FD研修会

平成27年1月28日(水)に第6回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『就職(採用)活動における企業側の現状と、今後の学生との関わり方』
講演者:
株式会社ソーシャルデザイニング研究所 人事コンサルタント 櫻井 照士 氏

今回の全学FD研修会では、人事コンサルタントとしてコンサルティングや研修講師を行っておられる櫻井照士先生をお招きして、「就職(採用)における企業側の現状と、今後の学生との関わり方」をテーマにご講演いただきました。

ご講演の概要は以下の通りです。


〇企業側の動きについて

  • 新卒採用のスケジュールが2016年卒から大きく変更(3月スタート、8月選考開始)するが、説明会開催と同時にエントリーシートの提出や、説明会の前にエントリーシート提出(特に大手)となる可能性もあるため、学生のみなさんは3月までに自己アピールできるようになっておく必要がある。
  • 8月選考開始となるが、企業によっては選考ルールどおりにはならない場合がある。
  • 就職活動が後ろ倒しになることで、学生と企業のタッチが遅くなると思われがちだが、インターンシップの推進等により、企業によっては学生とのタッチが早まる場合がある。
  • これまでは業界ごと動いていた採用活動が、一企業ごとになっている傾向がある。

〇企業側が学生の何を評価しているのか?

  • 学生の偏差値よりも学習歴を重視する企業が増えているが、学習歴をアピールできる学生が少ないのが現状である。
  • やりたいこと(学業以外)をアピールする学生は多いが、やらなければいけないこと(学業)をどのレベルでやってきたのかということをアピールできることが大切である。

〇就職支援における学生への関わり方について

  • 就職に強い大学は「教員と学生」「職員と学生」「教員と職員」の情報共有が明確である。
  • 質の高い授業を提供するといったような、勉強できる環境をつくることが教員の役割である。
  • 教員がどんなにすばらしい授業を行っていても、職員が知らなければ学生へのサポートに結びつかないので、職員は教員の研究内容や授業を知ることが大切である。
  • 授業評価アンケートの実施は、実施方法を考え抜かれた上で行われる必要がある。

質疑応答では本学の教職員との活発な意見交換がなされ、大変有意義な研修会となりました。

企業側の現状や、学生との関わり方について実例を交えながらご講演いただき、就職活動や採用に関する情報を共有できる良い機会となりました。

教職員が協力し、学生全員をサポートできる体制づくりを、今後もすすめていきたいと思います。

2015.1.30

教育開発センター

平成26年度 第5回全学FD研修会

平成26年12月17日(水)に第5回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『大学院のFD活動の取り組み』
報告者:
法学研究科 小野里光広 先生
バイオ環境研究科 松原守 先生
小野里光広 先生

法学研究科 小野里光広 先生

松原守 先生

バイオ環境研究科 松原守 先生

今回の全学FD研修会では、本学の大学院におけるFD活動の取り組みについて報告がありました。

報告の概要は以下のとおりです。

【法学研究科】

  • 例年、在籍者のほぼ全員が「税理士コース」への入学者であり、税理士試験免除となるレベルの修士論文作成が最大の眼目である。
  • 税理士事務所勤務等の社会人が多く、法学未修者比率も高いため、これに対応した教育や配慮が必要である。
  • 「法情報処理(法学部以外の学部出身者が、法学の修士論文を作成するに際して必要となるスキルの修得を目指す科目)」については、社会人院生が仕事との関係で必ずしも履修していない現状がある。
  • 「大学院要項」に明記している「研究・指導スケジュール」を明確化したことによって、論文指導のマイルストーンとして機能している。
  • 今後の課題としては、入学前教育の充実、副指導教員の指導が有効に働いているかの組織的検証、判例分析手法の修得に係わる教育方法についての情報共有とその教育方法の深化の検討、などがある。

【バイオ環境研究科】

  • 専門基礎科目は、複眼的思考を養うため、異なる領域からそれぞれ2科目以上を選択するようになっている。異分野の院生同士で議論できるなどのメリットがあるが、異なる領域の学生には基礎的な内容から教えなければならない等のデメリットもある。
  • 研究指導教員は、主研究指導教員の他に、副研究指導教員として同じ領域の異なる系と、異なる領域に所属する教員2名が担当しているが、主研究指導教員による助言、指導がメインになり、副指導教員は助言をしにくいのが現状である。
  • 科学英語、知的財産などの関連科目が充実しており、外部の専門性の高い非常勤講師から実践的かつ最先端の話が聞ける。
  • 学期ごとに1回「大学院生専門情報交換会」を実施しており、異分野間の院生同士の自由な討論を通じて、ディスカッション能力養うとともに、異分野の考え方を主体的に取り入れる訓練を行っている。
  • 大学院生にアンケート調査を行ったところ、教育研究環境にほぼ満足している学生がいる一方で、落ち着ける場所や研究設備・制度に不満を持っている学生もいること等がわかった。
  • 今後の方向性としては、修士・博士に相当する学力をつけさせる工夫や、学部の基礎教育の改善、研究設備の充実、進路指導の徹底化や、他学部・他研究科との協同などを考え、今以上に存在価値のあるバイオ環境研究科を目指す。

質疑応答の際には、活発な意見交換が行われ、大変有意義なFD研修会となりました。

2014.12.19
教育開発センター

平成26年度 第4回全学FD研修会

平成26年10月15日(水)に第4回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『アクティブラーニングを再考する』
報告者:
経済学部 三保紀裕 先生
三保紀裕 先生

経済学部 三保紀裕 先生

今回の全学FD研修会では、今注目の高まっている「アクティブラーニング」についてご報告がなされました。

「アクティブ」ラーニングとは言うけれど、学生の思考はアクティブになっているのか…?

そもそも本人のやる気に依存するのではないか…?

アクティブラーニングのあり方とは…?

など、さまざまな視点から、三保先生ご担当のキャリア科目や他大学の実例を挙げてお話しいただきました。

概要は以下の通りです。


【アクティブラーニングの実際と学生の思い】

  • 学習について、学生はどう思っているのか?
  • アクティブラーニングの実施状況
  • データ分析から見えてきたこと
    • アクティブラーニング型授業に参加しない学生は、「グループワーク嫌い」ではなく、「学びへの意欲」が関係しているということ。
    • 学びの質や、やる気をどう高めるかということについて検討が必要であるということ。

【アクティブラーニングをどう考える?】

  • アクティブラーニングの定義、分類
  • 「教授」から「学習」へのパラダイムシフト
    • アクティブラーニングは「教員→学生」から「学生中心」へのシフトを実践的に推進するもの
  • アクティブラーニングが目指すもの
    • 専門知識の修得
    • 「聴く」を越える
    • 知識習得以上の、活動や認知プロセスの外化(書く・話す・発表する)を伴う

    ※アクティブラーニングは講義を否定するものではない

【アクティブラーニング型授業の質を高める工夫(例)】

  • ジグソー法
  • PBL
  • 反転授業

さまざまなデータや図表を用いて整理された三保先生の報告によって、今注目されている「アクティブラーニング」についての情報を共有できる機会となりました。

学生にとってどこまで深い学びが得られるのか、学部や回生などの違いにどう対応するのか等、まだまだこれから検討すべきことや課題はありますが、これまで「聴く」だけで終わっていた授業が「書く、話す、発表する」へ転換できる「アクティブラーニング」がさらに拡大することを期待しています。

今後も本学の教育改善に関わる様々な研修会や取り組みを実施していきたいと思います。

2014.10.16
教育開発センター

平成26年度 第3回全学FD研修会

平成26年9月17日(水)に第3回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『中退予防に関する事例報告-経営学部、人間文化学部の取り組み-』
報告者:
経営学部 涌田龍治 先生
人間文化学部 行廣隆次 先生
人間文化学部 黒木雅子 先生

今回の全学FD研修会では、前回の3学部に引き続き、各学部における中退予防の取り組みについてご報告がなされました。
全学部で共通する取り組みや学部それぞれの独自の取り組みがあり、それらを共有することで、各学部または全学における課題について考えることができました。

今後も各学部で、また大学全体で、取り組むべきことについて考えられる研修会を実施していきたいと思います。

経営学部 涌田龍治 先生

人間文化学部 行廣隆次 先生

黒木雅子 先生

人間文化学部 黒木雅子 先生

2014.9.17
教育開発センター

平成26年度 第2回全学FD研修会

平成26年7月16日(水)に第2回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『中退予防に関する事例報告-経済学部、法学部、バイオ環境学部の取り組み-』
報告者:
経済学部 大野彰 先生
法学部 田中曜次 先生
バイオ環境学部 萩下大郎 先生

今回の全学FD研修会では、各学部における中退予防の取り組みについてご報告がなされました。

各学部の事例や取り組みを共有することで、各学部または全学における課題について考えることができました。

今後も各学部で、また大学全体で、取り組むべきことについて考えられる研修会を実施していきたいと思います。

大野彰 先生

経済学部 大野彰 先生

田中曜次 先生

法学部 田中曜次 先生

萩下大郎 先生

バイオ環境学部 萩下大郎 先生

2014.7.16
教育開発センター

平成26年度 第1回全学FD研修会

平成26年6月18日(水)に第1回全学FD研修会を開催しました。

テーマ:
『「ケースメソッド教育」のススメ~学生は、90分間座ったままで良いのか~』
報告者:
経営学部 大田住吉 先生

今回の全学FD研修会では、大田先生が実践されている「ケースメソッド授業」についてのご報告がなされました。

「ケースメソッド教育とは?」「アクティブラーニングとどう違う?」「授業の運営方法は?」など、ケースメソッド授業に関しての気になる部分を、1つずつわかりやすくお話しいただきました。

研修会の前半には、実際に大田先生のケースメソッド授業を受講している学生4名から、それぞれの受講動機や、受講した感想などを聴くことができました。

「社会に出て必要な事を学べるので、受講して良かった」

「やってみなければわからないことを試せる場がある、ということが嬉しい」

など、学生それぞれが授業を通して様々なことを実感している、ということがわかりました。

経営学部 大田住吉 先生

経営学部 大田住吉 先生

「ケースメソッド型授業を受けてみてどう?」
学生たちのナマの声を聴く場面もありました。

後半は、大田先生が実際に行っている授業の流れや内容、ケースメソッド授業に対してよくある質問、欠点や課題などについてお話しいただきました。内容の一部は以下の通りです。(PPTより抜粋)

【よくある質問】

  • ケースメソッド授業では、体系的な教育が出来ないのでは?

     →「教員が、体系的な教育を行う」のではなく、「学生が、体系的な学習を身につける」
  • ケースメソッドに向いている科目と向いていない科目があるのでは?

     →ある。ケースメソッド教育は、あくまでひとつの「手段」。「目的」は、学生満足度の向上。

【ケースメソッド教育の欠点】

  • 多人数では効果が半減する。
  • 教員のファシリテーション能力によって、その成否がかなり左右される。
  • 移動式机、プロジェクター、ホワイトボードなど、グループ討議のための教室設備が不可欠。

    (ただし、工夫次第で授業は可能。与えられた環境・設備内で授業を行うのがプロ!)

大田先生のご講演の後、質疑応答も途切れることなく続き、大変有意義な研修会になりました。

今後も本学の教育改善に関わる様々な研修会や取り組みを実施していきたいと思います。

2014.6.19
教育開発センター