京都学園大学

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平成28年度 SD研修会(職員研修会)

更新日:2017年2月22日(水)
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平成28年度 第5回SD研修会

平成29年2月10日(金)京都太秦キャンパスにて第7回全学FD研修会、第5回SD研修会を開催しました。

テーマ:『3つのポリシーの作成と一貫性構築手法』
講師:大阪大学 全学教育推進機構 教育学習支援部  准教授 佐藤浩章 先生

 

今回の研修会は大阪大学准教授佐藤浩章先生をお招きして、FDとSDの共催で、「3つのポリシーの作成と一貫性構築手法」をテーマに「DP(ディプロマ・ポリシー)=学位授与の方針」、「AP(アドミッション・ポリシー)=入学者受入れの方針」、「CP(カリキュラム・ポリシー)=教育課程編成・実施の方針」の3つのポリシーの意義と策定する上でのチェックポイントを他大学の事例も交えながらご講演いただき、各学部・学科ごとに、本学の現在のポリシーとの比較、見直しを行いました。

3つのポリシー策定の5つのステップ

①目指すべき人物像の策定

②DPの策定

③APの策定

④CPの策定

⑤カリキュラム評価手法の策定

他大学の事例からも、統一性があり、受験生や保護者が理解しやすい表現を使って明記すること、大学の個性を一番出しやすいCPでカリキュラムの内容、順番、方法、評価について具体的に説明し、DPとの対応関係を表現することが重要です。

グループワークや質疑応答の際には、本学のポリシーを策定する上でのポイントや表現方法についての様々な意見交換が行われ、大変有意義な研修会となりました。

2017.2.21  教育開発センター

平成28年度 第4回SD研修会

平成29年2月9日(木)京都太秦キャンパス、15日(水)京都亀岡キャンパスにて第6回全学FD研修会、第4回SD研修会を開催しました。

テーマ:『キャンパス・ハラスメントの防止対策新動向 ~LGBT対処・マタハラの防止を中心に~』
講師:学校法人京都学園 監事 草野功一  先生

今回の研修会は学校法人京都学園監事の草野功一先生をお招きして、FDとSDの共催で、「キャンパス・ハラスメントの防止対策新動向~LGBT対処・マタハラの防止を中心に~」をテーマにLGBT、マタニティー・ハラスメント、パタニティー・ハラスメントに関する法改正とそれに伴う大学ハラスメント防止規定の改正や該当学生の取扱い、今後の検討課題について、様々な事例とともにわかりやすくご講演いただきました。

キャンパス・ハラスメントの類型と改正部分
●0209_FD1

学校法人京都学園 監事 草野功一 先生

・セクシュアル・ハラスメント

(男女問わず教職員、学生とも対象者)

  対象者にLGBT等の性的少数者を付加

 対象者の性別、性的指向・性自認不問

・マタニティー・ハラスメント

 (産前・産後は女性教職員のみ、妊娠・出産は女性学生も含む)

 雇用機会均等法11条の2新設→マタハラ防止措置指針

・パタニティー・ハラスメント

(男性も対象)

 育児介護休業法25条新設→マタハラ・パタハラ等防止措置指針

・パワー・ハラスメント

・アカデミック・ハラスメント

・その他のハラスメント

●0209_FD2

LGBTやパタハラという言葉を初めて聞いた教職員も多く、多様な生き方が選択・実現できる社会になったとはいえ、まだまだ一般的には認識不足であると実感しました。

今後もメディアや大学・企業の取り組み等による周知は必要であり、本学も教職員・学生に対するハラスメント防止対策や留意点、検討課題について改めて考える良い機会となりました。

2017.2.21  教育開発センター

平成28年度 第3回SD研修会

平成29年1月18日(水)京都亀岡キャンパス、25日(水)京都太秦キャンパスにて第4回全学FD研修会、第3回SD研修会を開催しました。

テーマ:『教職員のためのメンタルヘルスケア』
講師:保健室 上仲洋子 氏

今回の研修会はFDとSDの共催で、「教職員のためのメンタルヘルスケア」をテーマに本学のメンタルヘルス体制やセルフケアの重要性についてお話しいただきました。

保健室 上仲 洋子 氏

保健室 上仲洋子 氏

*4つのメンタルヘルスの推進 

①セルフケア

②ラインによるケア

③事業場内産業保健スタッフ等によるケア

④事業場外資源によるケア

*セルフケアの重要ポイント

①自分の心身の変化(不調)に気づくこと

・悩みや心配事が頭から離れない

     →ネガティブなことばかり考える

・寝つきが悪く、睡眠の途中や朝早く目が覚める

     →睡眠とメンタルは深い関わりがある、

      睡眠は嫌な事から離れる時間●0125_FD1

・気分が落ち込み楽しくない

     →いつも楽しめる事が楽しくない

その他、イライラや肩こり・頭痛など体にも不調が起こる

②ストレスへの対処方法

・ストレスをうまくやり過ごす方法を見つける

     →自分を勇気づける本や写真集、名言集など

・体のケアなど自分自身を大切にする時間を持つ

     →ストレッチ、ヨガなど、体がほぐれると気持ちもほぐれる

日常生活においてストレスがなくなることはなく、心の疲れを溜めないためのセルフケアが重要であるが、通常の仕事がこなせなかったり、身体症状が強い場合は、早めに上司や産業医、保健室に相談することが大切である。

今回の研修会では、自分自身の心とからだについて改めて考える良い機会となりました。今後もさまざまなテーマについて、教職員で考えられる研修会を企画していきたいと思います。

2017.1.26  教育開発センター

平成28年度 第2回SD研修会

平成281020日(水)に第3回全学FD研修会、第2SD研修会を開催しました。

テーマ:『研究におけるコンプライアンスについて』
講師:研究・連携支援センター長 髙瀨尚文 先生

SDFD

研究・連携支援センター長 髙瀨尚文 先生

 

今回はFDSDの共催で、「研究におけるコンプライアンス」についての研修会を開催しました。

主に公的研究費の運営管理及び監査や、大学の研究不正対応に関する規程の確認が行われました。特に、研究不正対応に関する規程では、対象者として「全ての大学院生および学部学生」も含まれるということがポイントとして紹介されました。

また、本学における責任者や窓口等の体制の確認と、研究活動における不正行為への対応等に関する教材も紹介されました。

公的研究費の管理・運営に関わる研究者および職員には、日常業務を振り返って再確認できる機会となりました。

今後も本学の教育改善に関わる研修会や取り組みを実施していきたいと思います。

2016.10.25  教育開発センター

 

平成28年度 第1回SD研修会

平成28年8月8日(月)に第1回SD研修会を開催しました。

テーマ:『グローバル化に求められる人材とは』
報告者: 国際交流センター長 古木圭子 先生

     国際交流センター室長 井筒周 氏

今回のSD研修会では、「グローバル化に求められる人材とは」をテーマに、「グローバル化」という言葉の意味するもの、母国語の重要性、グローバリズムが叫ばれはじめた時代背景、反グローバリズムのあらわれ、などについて、本学国際交流センターのセンター長と室長にご講演いただきました。

 

 

ご講演内容の概要は以下のとおりです。

 

グローバリズムとは何か?

・「グローバル人材=英語力」という認識がまかり通っている?

・「グローバル人材育成推進会議」の中間まとめ(2011年6月)における「グローバル人材」の定義

・我が国の英語力の現状としては、TOEFL(iBT)の国別ランキング163か国中135位、アジア内では30か国中27位という低位置に甘んじている。

・ただ、英語母語話者からみた外国語学習の難易度を10段階評価にしたところ、日本語は10という結果が出ており、日本語と英語は相互に学習の難度が高い言語であることを示している。

 

「コミュニケーション」とは?

・求められる英語力とは?

・日本では多くの人が、話し、聞く能力を「役に立つ英語」であると言うが、大切なのは「読み、書き」のほうではないか。

→英語を「第二言語」として使う環境にない

→「読む」ことができれば相手の言うことがわかる

 

「伝えたい」日本語の文章

・大学がすべきことは、学生の基礎学力を育てつつ、「知的好奇心をかきたてる授業」を展開し、もっと深く研究してみたいと思う学生を育てることではないか。

・本学における、ある英語プロジェクトの学生の例をみると、学生自身が興味を持った1冊の小説を英訳していく過程で、英語力が飛躍的に伸びていることがわかる。ここから、学生自身が好奇心を持って取り組んだ作業であることや、学生自身に文章の読解力、理解力があったことなどが英語力の伸びにつながったと考えられる。

・外国語の学習は、母語や母国を知る・大切にするために必要なことであり、必ずしもその外国語が英語である必要はない。大切なことは「言葉を尊ぶ」ということである。

 

グローバリズムと反グローバリズムの系譜

・グローバル化の経緯、時代背景

 →共産主義国の崩壊→グローバル化(多国籍企業の活動がしやすい環境)

・グローバル化の悪影響

 →国家間格差、国内の経済格差、移民問題、国際テロ、環境破壊など

・反グローバリズムの脅威

・グローカルの推進

 →グローバルな視点を持ち、ローカルで活動する

 

以上のことを、さまざまな文献や本学学生の英訳文章などを用いて、わかりやすくお話いただきました。どんな時代背景があり、世界はどのように動いているのか、その中で自分自身は「グローバル化」についてどのように考えるのか、改めて考える良い機会となりました。

また、質疑応答では、本学の取り組みについて質問があり、短期のアジア圏留学については、語学学習というよりも、海外の文化に触れることで「もっと勉強しよう」と思えるきっかけになるよう実施していること、学生の参加率が年々増加していること、などが報告されました。

今後もさまざまなテーマについて、教職員で考えられる研修会を企画していきたいと思います。

 

2016.8.19 教育開発センター