地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)キックオフ・フォーラムを開催

2016年03月23日トピックス

本学が参加校として申請した「北京都を中心とする国公私・高専連携による京都創生人材育成事業」が、文部科学省「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+)」に採択されました。COC+事業は、大学が地方公共団体や企業等と協働して、学生にとって魅力ある就職先の創出をするとともに、その地域が求める人材を養成し、地方創生の中心となる「ひと」の地方への集積を目的とするものです。

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2016年3月18日には、京都府北部の中核都市である福知山市において、その取り組みを広く周知するために、京都工芸繊維大学が主催し、京都学園大学、京都府立大学、舞鶴工業高等専門学校が共催するキックオフ・フォーラムを開催しました。事業説明の時間には、バイオ環境学部食農学科の篠田准教授が、本学の取り組みを紹介しました。

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本学が位置する京都府亀岡市は京野菜の産地として、京料理を支え続けてきた場所であり、さらに、優良な食品生産環境を生かして食品加工業も盛んに営まれています。こうした地域環境を活かし、地元農商工企業や官公庁と「食、農、環境に関する開発や学生の実践教育に関して相互に連携することを目的とした包括協定」を締結しています。また、100軒以上の地元の農家による「かめおか特産物を考える会」の結成を導きました。

京都学園大学バイオ環境学部は平成27年度から食農学科を開設し、食と農を通じて、社会に役立つ人材の育成することと南丹地域の農・食品産業の更なる発展に貢献することを目指しています。平成27年度には食品開発センターと新種苗開発センターを稼働させ、学生参加型の地域企業や農家との連携プロジェクトを推進してまいります。予定されているプロジェクトは、アブラナ科の葉菜、ダイジョの紅系統などの新品種の開発・普及並びに企業連携による商品開発(ワイン、ビール、漬物、甘酒、菓子、パン)、1次加工(米、黒豆、かめまるイモ)及びそれらの商品化等です。これらの取り組みによって、南丹地域の農・食品産業が発展し、雇用の創出と地元企業への学生の就職率が期待できます。

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