企業とは、人間が集まってできた組織です。組織をうまく管理し、営業成績を上げていくのは、企業として大きな関心事といえます。では、もしあなたが部長や課長、チームリーダーになったら、どうやって組織を管理していきますか? リーダーとして何かを決めなければならない場面では、どうやって決断しますか? 根性論ややさしさだけで、組織を管理するのは難しいものです。ヤマカンの決断がいつも当たるとは限りません。大切なのはいかに数値的な情報をもとに決断し、問題を解決していけるかです。管理会計とは、そのために役立つ知識であり、技術なのです。たとえば客観的な業績で部下を評価し、やる気を引き出したり、数値に基づいた予測で新規事業への進出を決断したり、管理会計とは過去を記録するだけのものではなく、未来につながる会計なのです。

李 建 教授
担当科目は「管理会計論」「原価計算論」。
神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。
経営学博士。研究テーマはグローバル企業のマネジメント・コントロール。