日本の企業経営の歴史をたどる授業です。江戸時代の商家経営はどんなものだったのかに始まり、明治期の会社制度の導入と実業家の成長、そして昭和期のさらなる企業成長と戦後の不況まで、今日の日本企業のベースを形づくった出来事をふり返ります。京都学園大学にもほど近い滋賀県周辺を本拠地とした近江商人の活躍ぶりや、阪急電鉄・松下電器といった現在でも学生の人気が高い企業がどのようにしてその基礎を築いていったかなど、具体的なエピソードを交えて紹介していきます。日本の企業経営は明治から昭和、平成へと大きく変化してきましたが、その底流にはほとんど変わることのない人間社会の真理が息づいています。こうした真理にも目を向け、現代社会を生きる上での基本的な力を身につけます。

上川 芳実 教授
担当科目は「日本経営史ゼミ」「日本経営史」「企業家史」「流通史」等。
大阪大学大学院。経済学修士。