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中世の西洋では「口やかましい女」は犯罪者?

  • 2009年6月10日(水) 17:57 JST
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中世の西洋では「口やかましい女」は犯罪者?
「西洋の歴史」

特に「犯罪と刑罰」に注目し、西洋の歴史を考える授業です。たとえば昔のイギリスでは「branks」と呼ばれる刑具が使われていました。これは帽子のような形の鉄製の刑具で、頭からすっぽりとかぶるもの。ちょうど口のところには突起物があり、それで舌を押さえつけ、しゃべれなくするのです。これをかぶせられる罪人は、「口やかましい女」。つまり昔のヨーロッパでは、「口やかましい女」は犯罪者だったのです。それはなぜでしょう?こうして犯罪や裁判、刑罰、監獄などを手がかりに、西洋中世以降の社会を考えていきます。そこにはただ政治の歴史をたどるだけでは理解できない、人々のリアルな世界観や感情、風習などが浮かび上がってくるはずです。ほかにも中世の残酷な処刑の話や哀れな魔女裁判の話、かわいらしい動物裁判の話などを取り上げます。

乳原 孝 教授

担当科目は「西洋の歴史」「西洋社会経済史」等。関西学院大学大学院修了。
専門はイギリス近世史。

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