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卒業生の進路 Vol. 2 芝田裕也さん 株式会社マイジョリティサービス代表取締役

  • 2009年10月13日(火) 14:59 JST
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  卒業生の進路 

 

京都学園大学を卒業した先輩たちの軌跡を紹介!!

Vol. 2 芝田裕也 株式会社マイジョリティサービス代表取締役

京都学園大学経営学部卒業

 

 

 芝田裕也 株式会社マイジョリティサービス代表取締役 

    

㈱マイジョリティサービス 

 
京都府向日市に本社を、福知山市に支社を置く、ビルの清掃・管理やハウスクリーニングを主業務とする会社。京都学園大学経営学部卒業直後に芝田裕也さんが起業した、若さあふれる会社。

芝田裕也(しばたゆうや)氏

株式会社マイジョリティサービス代表取締役

京都学園大学経営学部卒業直後に同時に同社を設立。大阪府高槻市出身、目下は仕事が恋人の独身社長。
 

  

 

失恋をバネに起業家への道を

内川
今日、お話しをうかがう芝田さんは、私の教え子です。1回生の時、私の授業でいつも仲間と大声で話をしていた態度の悪い学生が彼でした(笑)。

芝田

内川先生の授業は難しいんですよ。僕は数字が大の苦手なのに、簿記の授業だから数字の話ばかりで。でも面白かったですよ。考え方を学びました。
 

内川

ところが2回生になると、私のゼミに参加していた。 
芝田
ガンガン先生には怒られていて、怖いからこのゼミはやめようと思っていたんですが(笑)。数字や会計が苦手で社長にはなれない、と思ったんですね。それと、内川先生のゼミは少人数で厳しいのは分かっていましたが、厳しいところに身をおいて、自分を鍛えないといけない、と思っていたんです。

内川

芝田さんはもともと、就職するのではなく経営者になると決めていたのですよね。 
芝田
はい。父親が会社を経営していたこともあり、高校の頃から僕も自分で会社を作りたいと漠然と思っていました。それで経営学部に進んだんですが、正直、大学2年の頃までは遊んでいましたね。
内川
それが変わったきっかけというと?
芝田
壮絶な失恋です(笑)。当時、付き合っていた彼女と別れるときにいろいろありまして・・気がついたら病院のベッドの上で、あとで聞くともう少しで死ぬところだったとか(笑)。その体験が転機になりました。女の子のことでくよくよしている時じゃないだろう、社長になる目標にもっと真剣に取り組まないといけない、と。
内川
そう言えば大学時代は、汚い格好していましたよね。メガネなんかガムテープで巻いてあった。そのくせ、「中国人観光客にどうやってたこ焼きを売るか」など、商売のアイディアをよく考えては、ゼミのみんなからダメ出しされていましたよね。
芝田
大学3年からビル清掃のアルバイトを始めて、もう服装とか気を配っている余裕はなかったですね。バイトと学校の往復で手一杯でしたから。でも、商売のことを考えるのは確かに好きでした。だから、アルバイトでも、ただ言われて掃除するのでなく、人の管理やお客さんとの付き合い方、さらには経営にいたるまで、ビル清掃という仕事全体を見ていました。
内川
真剣でしたよね。だから4回生のゼミでは、芝田さんはアルバイトの業務日誌をレポートとして提出していましたから。
芝田
あれには本当に感謝しています。先生には、自分の夢を理解してもらった上で、厳しい言葉やアドバイスをいただいていました。今も感謝しています。

 

 

社長の給与は、みんなに配ってから 
内川
ところで、アルバイト体験が生きたのは分かりますが、ビル清掃を仕事にしようと決めた理由は?
 
 
芝田
もちろん、バイト先が独立に際して協力的だったことも大きいのですが、何よりも大きな資本を必要としない、習得に何年もかかる特殊な技術を必要としないという点が大きかったですね。学生時代になんとか貯めた200万と、協力者としての弟、彼の友人。この3人で。これでもなんとか始められる、と。
内川
順調なスタートは切れましたか?
芝田
とんでもないです。とりあえず、アルバイトしていた会社から仕事を紹介していただきましたが、それだけではやっていけない。だから片っ端から電話をかけ、会社やマンション、お店に飛び込んで。そういう営業は僕一人でやりました。転勤や引越しのシーズンを迎えて急に忙しくなり、そこからお得意さんがやっと生まれたんです。
内川
独立するときに、当面はコスト(低価格)でやっていくと決意を語っていましたよね。
芝田
それは今でも同じです。参入しやすい業界だけに、競争も厳しい。まずコストですね。でも従業員のやる気のためにも、彼らの給料はきちんと、良いものにしたい。そうすると正直、今の僕の給料は、大学を卒業して会社勤めしているほうが高いと思います。 
内川
それでも会社を続けていこうと言うのは? 
芝田
やはり夢ですね。自分のしたいことを、自分のやりたいようにやっていく。だから汚いとかきついとか、苦にならないです。スタッフやお客さんが喜んでくれれば、やって良かったと思いますよ。あと、「若いのに頑張っているなあ」と周囲の人が励ましてくださるのも大きいですね。商工会とか、いろんな社長さんの集まる所にも顔を出すようにして、今は出会う人から学んでいます。人付き合いの大切さ、を痛感していますし、これも大事にしていきたいですね。
 
 
 
社長になると決めたら、授業が面白くなる
内川 充実している社長ぶりですね。どうですか、今日は久しぶりに大学に足を運んでもらいましたが、今、大学時代をどう思いますか。
芝田
ゼミで使っていた教室、懐かしいです。あと、図書館にも寄りたいですね。良く本を読んでいましたから。
内川
そう、意外と言えば失礼だけど、本はよく読んでいましたね。私は芝田さんが就職しないで起業すると言ったとき、半信半疑でした。でも、4回生のときにはアルバイトだけでなく普段がしっかりしているから大丈夫だ、と思うようになったんですよ。そんな芝田さんから後輩に何かメッセージを。
芝田
そんなガラではないのですが・・。僕はアルバイトばかりしていた学生時代ですが、勉強でも遊びでも、なんでも好きに、思いっきりできるというのが大学時代ですよね。同じ遊ぶにしても、大学生とそうでない人とでは受け取るものがまるで違うと思います。後輩の人たちも、とにかく目一杯動いてください。それと、中退してはだめです。大学では、きっと何か得るものがあります。
内川
 

 

 
私とも出会えたし(笑)。
芝田  
本当に先生には感謝しています。あと、授業ですが「単位を取ろう」と思って聞いていても面白くないですが、「社長になるんだ」と決めて聞くと、面白くて役に立ちますよ。大学3年生から授業が断然楽しくなりました(笑)。だから、なにか目的はもってほしいですね。
内川
ありがとうございます。最後に、これからやりたいことは?
芝田
もちろん、今の仕事をもっと大きくしたいですが、余裕ができたら観葉植物のレンタルなど花を扱う仕事にもチャレンジしたいな、と考えています。自分のメンテナンスで綺麗になった建物にある、自分が扱う花や観葉植物で、人が気持ちよくなってくれれば嬉しいじゃないですか。
内川
その気持ちが何より大切だと思います。今日はありがとうございました。
芝田 こちらこそ、ありがとうございました。 
   
 

 

内川先生と芝田さんの同期のゼミ生

(左から、志形 佳亮さん、内川 正夫先生、芝田 裕也さん、宮川 秀志さん。)

 

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