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卒業生の進路 Vol. 3 高村昌宏さん 笹岡憲一税理士事務所勤務

  • 2009年11月 5日(木) 12:23 JST
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卒業生の進路 

 

京都学園大学を卒業した先輩たちの軌跡を紹介!!  

Vol. 3

高村昌宏 笹岡憲一税理士事務所勤務

京都学園大学経営学部卒業
京都学園大学経営学研究科経営学専攻(修士課程)修了

 

 

高村昌宏 笹岡憲一税理士事務所勤務

 

㈱笹岡憲一税理士事務所
 
京都市下京区内の税理士事務所。
京都・大阪の会社を主要な顧客としている。

高村昌宏(たかむらまさひろ)氏

京都学園大学経営学部卒、同大学院(経営学研究科)修了後、笹岡憲一税理士事務所に勤務。

現在、税理士資格取得に向けて勉強中。

青森県三沢市出身。現在25歳。 

 

 

 本当のマンツーマン教育だった大学院

 
竿田
 
高村さんは、大学院で私が指導した学生です。大学院時代の演習では、1期上の先輩(現在は奈良で独立開業)と同様、高村さんの学年も彼一人でしたね。
 
高村
本当にマンツーマンで教えていただきました。
 
竿田
私は九州・鹿児島県奄美の生まれ。で、高村さんは青森県三沢の出身。日本の南と北の人間が、京都で向き合っていたというのは不思議な縁ですね()
 
 
高村
 
私は兄が大阪で働いていて、関西にはなんとなくなじみがあったんです。
 
竿田
高村さんはもともと、税理士を志望して京都学園大学に進んだわけではないんですよね。
 
高村
はい。学部生の最初の頃は、NPO活動に興味を持っていました。なにか会社ではなく、人のために働きたいとは考えていたんです。そのうち、NPOの組織でも会計が重要だと気づき、2年の頃から簿記の勉強などを始めました。
 
竿田
そして4年生の時に、NPO団体の会計についての論文を書いたわけですよね。この論文が大学院の入試面接でも研究計画として取り上げられたわけですが、なかなかしっかりした内容でした。もう4年の時には、税理士を目指すと決めていたわけですね。
 
高村
そうです。卒業して企業に勤めるよりは、自分が専門家になって、そのスキル(技術)を活かして他人のために用いるという生き方をしたいと思っていました。税理士を志したのが遅かったので、大学院できっちり学ぶのが最も良いと思いました。
 
竿田
税理士試験は、会計関係2科目と税法関係3科目の合計5科目ですが、1科目ずつ合格していけば良いわけです。でもその1科目に合格するのもなかなか難しい。高村さんの場合は?
 
高村
大学院修了時に2科目クリアして、現在も働きながら専門学校に通い勉強をしています。何とか来年中に合格したいですね。
 
竿田
今は仕事と勉強の両立ですね。大変ではないですか?
 
高村
規則正しい勤務なので、夜と土日にしっかり勉強できます。そしてなにより、実際の税理士事務所で働いていることで、この仕事の面白さ、やりがいが理解できてきたことが大きいですね。
 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士は、経営者にとってのお医者さん―ビジネス・ドクター

 

竿田
どういうところに面白さを感じますか?
 
高村
今はみなさん、不景気で大変です。様々な相談を受けながら、少しでもお役に立てるよう財務や会計の面をきちんと考えるというところは大変ですが、役に立てるという実感があり、やりがいがあります。
 
竿田
私は、税理士とは経営者の味方、それも一企業の味方と言うだけでなく、社会をより良いものにしていく専門家だと考えています。ビジネスの調子が悪いときには、それを治す、会社やお店にとってのドクターが税理士だと。そして昔よりも税理士が行える仕事の領域が広がり、本当のコンサルタントになれる時代になってきていますよね。
 
高村
そう思います。だからこそ、ミスは許されない。中小企業の経営者の方と税理士は、連帯責任を持つ仲間だと思います。電卓の数字を1つ打ち間違えても大変なことになる可能性もあるわけです。適当では済まされない仕事ですね。
 
竿田
きちんとした性格でないと税理士には向かないですね。あと、私が考える税理士の適性としては、集中力。そして何より、会計や税法などに興味があり、それを継続することでしょう。
 
高村
それも働き出してから痛感しています。これからは、どんな小さな会社でも世界を相手の取引きと言うのがでてきます。世界の税制度がどうなっているかなど、絶えず勉強していかないといけないですね。特に私は、将来、京都の職人さんたちのお役に立ちたいと思っているので、そういう人の世界進出を会計を通して支えていきたいと思います。
 
竿田
 
京都の若い職人さんを支える税理士ですか。とても良い夢ですよね。
 
高村
はい。そのためにも早く試験をクリアしたいですね。
 
竿田
今年、私は大学院で3人の院生を指導していますが、高村さんには彼らの目標となってほしいですよね。
 
高村
資格は、取るのも大変ですが、取ってからが始まりだと考えています。将来、自分で独立して、どういう形で社会に貢献できるか。今は身の丈にあったところから一歩一歩固めていく段階です。長い目で見ていてください(笑)。
 
竿田
高村さんは根っこが真面目だから大丈夫ですよ。それに、税理士というのは定年のない自由業でもあります。私は、高村さんには納税の時だけお客さんに会うような、年に1度の(お客さんと付き合いがある)税理士ではなく、親身にお客さんと語り合い、社会を支える税理士になってほしいと願っています。
 
高村
ありがとうございます。がんばります。
竿田
今日は、会計事務所でのお仕事でお忙しい中、時間を割いて来て頂きましたが、対談はここまでとして、どうですか?これから食事でも。
高村
いいですね。ここ(今回の取材は京都市の真ん中、四条烏丸に近い京都学園大学町家キャンパスで行われました。昔の京都の民家を残した建物で、講義にも使われています)の近くは、良いお店が多いんですよ。
竿田
成長した教え子とお酒を飲めるのは嬉しいものですよ。毎年2回開いている「3人会」が楽しみです。
高村
先生は鹿児島だから焼酎、僕は青森で日本酒ですけど()
 
 

 

 

 

 

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