ゼミ(ゼミナール)とは、少人数(10~20人程度)のクラスで、学生と教員のインタラクティブな議論を通じて知識を深めていく授業です。
京都学園大学の経済学部生は、入学から卒業まで常にゼミに所属することができます。入学後1年半は、基礎学力課程のゼミ(ゼミ1~3)において、資料収集・読解、およびレポート・論文執筆の方法を学び、さらにディベートなどを通じたプレゼンテーション能力の向上につとめます。2回生の秋からは、各自の関心に応じて経済学の専門知識を身につけるゼミ(ゼミ4?8)が用意されています。ゼミ参加者は、3回生のおわりにそれまで学んだ専門知識をゼミ論文にまとめます。さらに4回生の最後にそれを土台にして自らの研究成果の集大成である卒業論文を執筆します。
経済学部生は、これら以外にも、3回生の春から将来の就職活動にそなえるためのキャリアゼミに参加します。
経済学部ゼミ探訪では、経済学部のさまざまなゼミを随時紹介していきます。
| テーマ | アカデミック・ライティング |
|---|---|
| 担当教員 | ゼミ1担当教員8名(執筆 川田耕(経済学部准教授)) |

ゼミ1は、1回生の春学期のゼミで、学生たちにとってはじめてのゼミとなります。そこで、ゼミではまず、学生たちが大学生活になじむことを手助けしていきます。そのために、ゼミは入学式後すぐに始まり、大学での勉強や活動の仕方について説明や助言をし、どのような講義を履修すればよいかといった相談も個別に行います。
その後ゼミが本格的に始まり、いわゆる「アカデミック・ライティング」の練習を繰り返し行っていきます。アカデミック・ライティングとは、大学で勉強していくうえで最も基本的なテクニックとなるもので、客観的で論理的な文章を書くことです。前半のゼミではとくに、資料の収集とレポートの作成の方法を学びます。
ゼミの後半は、「レポート・コンテスト」に参加するための準備をしていきます。略称「レポコン」とは、経済学部の1回生全員が参加するレポートのコンテストです。今年の「レポコン」のテーマは、「非正規雇用問題の経緯と対応策」「日本は本当に先進国か」「地球環境問題と自動車の未来」「定額給付金の効果と問題点」の四つです。ゼミ生はここからどれか一つ選び、レポートを執筆します。
大学での勉強の仕方についてのオリエンテーションと個別の履修の相談を、教員だけでなく本学部の先輩たちも手伝いながら、行います。また同時に、学生相互のコミュニケーションも図ります。
大学で勉強していくために必須となる、「講義ノート」の取り方、図書館での資料の収集、「レポートの書き方」「レジュメの書き方」などを学んでいきます。
「レポート・コンテスト」に参加するレポートを作成していきます。定められたテーマにそって、図書館やweb上の資料を収集し、レポートのアイディアを練り、教員の指導・添削を受けながら、レポートを推敲していきます。

各ゼミから1本ないし2本の優秀論文を選出し、経済学部の教員が審査を行い、テーマ毎に最優秀論文を選びます。優秀論文・最優秀論文の執筆者は、秋学期のオリエンテーション期間中の「フレッシュマン・フェスタ」において表彰され、最優秀論文は、本学部の卒業論文を掲載する雑誌『龍尾論集』に掲載されます。