教員紹介教員・学生からの発信 人間文化学会
人間文化学部10周年記念大学院 人間文化研究科
 
 
 

サンヤレ、ケンケト、順逆踊りって、な~んだ?

「サンヤレ」は琵琶湖東部の、「ケンケト」は甲賀の、「順逆踊り」は伊賀の、今に伝わる民俗芸能です。関西ではそのほかに、丹後の太刀振りや、京都には六斎念仏(ろくさいねんぶつ)など、さまざまな民俗芸能が、各地で伝えられています。授業では、こうした芸能をひとつひとつ取り上げて解説するとともに、なぜこうした民俗芸能が伝えられてきたのか、それはどんな意味を持っているのか、またこうした芸能を大切にした昔の日本人とはどんな人々だったのかを探っていきます。

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どうして日本にはこんなに妖怪が多いのか?

日本には2,500種類以上の妖怪がいますが、古代から現代にいたるまで、時代とともにさまざまな妖怪が誕生してきました。昔の人は、深い森や夜を魑魅魍魎(ちみもうりょう)の世界として恐れ、うやまってきました。その魑魅魍魎が妖怪として表舞台に登場してきたのが江戸時代。妖怪たちはキャラクター化され、本などで紹介されるようになりました。それは、大都市では都市文化が発達し、自然が恐れの対象ではなく、楽しみの対象になってきたという文化の変遷を反映しています。

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「一期一会」って、茶道の精神なんだ。

学生に好きな言葉を尋ねると、必ずトップの方にランクの「一期一会」。意味は、一生に一度だけの出会い。そこから、出会いを大切にしたい若い人にも好まれているようですが、もともとは茶道の言葉。茶会とは、客をもてなし、その一期一会を楽しむものとされています。実はこの言葉、江戸時代後期に安政の大獄を断行し、尊皇攘夷派に赤鬼として恐れられた井伊直弼(いいなおすけ)が唱えた、茶道の精神。常に死を覚悟していたからこその、言葉だったのかもしれません。

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『八犬伝』を江戸の町人のように読んでみよう!

江戸時代、特に庶民に人気のあった小説に滝沢馬琴の『南総里見八犬伝』があります。戦国時代に里見家再興をめざして八犬士が活躍する物語で、96巻106冊の大長編。執筆期間なんと29年間、毎年正月に発行されました。今で言えば大衆小説、しかも現代まで読み継がれてきたのですから面白くないわけがありません。それを江戸時代の本のコピーで読みます。実はその時代は漢字を読める庶民は少ないので、総ルビ。さらに魅力的な浮世絵の挿絵も多く、学生にも人気の作品のひとつです。

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