
京町家キャンパスを拠点に1200年の都を歩き回り、その歴史や伝統文化を全身で受けとめる京都ならではの学習プログラム「フィールドワーク京都」。古都の空気に歴史や民俗、文化の肌ざわりを感じとれる授業は、人生の大切な時期を過ごす学生たちに、何物にも代えがたい原体験を与えてくれる。指導に携わる吉村亨教授が、比類なきこの体験プログラムのあらましを語る。
本学は、茶道や能楽など従来から力を入れてきた京都の伝統文化への取り組みをふまえ、1999年より「きもの学」など「京都学」関連講座を設けました。2007年にはこれらを「京都学」研究プログラムとして統合、入門から専門科目までの27講座により、「歴史と文化」「企業と産業」という2つの切り口から京都について総合的に学ぶ画期的な学習プログラムとして整えています。
「フィールドワーク京都(歴史と文化)」はその中心科目。フィールドワークとは、実際に現場に出て、歴史の織りなす空間を歩き、手で触れ、人と語り、現地でのさまざまな行動を通して肌で学ぶこと。そこには、本にはない、五感と想像力と体力を駆使した、体験に根ざす学びがあります。

「フィールドワーク京都」を受講して、本で読んだり話で聞いたりする歴史と、実際に自分の足でその場所を歩き、自分の肌で歴史を感じるのとではすごい差があるのだと、改めて知ることができました。今まで、教科書にある歴史はどこか遠いものに感じていましたが、沖縄から来た私にとって、京都は歴史を身近に感じることができるとても貴重な場所だと実感しています。
そんな貴重な場所を自分の知識だけではなく、先生と一緒に回ることで、自分だけでは知ることができなかったさまざまなことを学べる「フィールドワーク京都」は、私にとってとてもありがたい機会となりました。フィールドワークで学んだ知識を生かし、これからさらに京都を楽しんでいきたいです。