

本学心理学科の実験施設がとても充実していることは、心理学研究者の間でもよく知られているようです。心理学、臨床心理学、いずれのコースに進んでも、基本となるのは実験を通じて客観的なデータで人の心理を測定することです。実験科目は1回生からはじまり、「心理学初級実験」で人の心のはたらきや行動を測定する基本的な方法を勉強し、2回生では人間の心理を実証的に解明する方法を学びます。
3回生になり「心理学コース」を選択すると、専門的な上級実験が始まります。私が担当する「認知心理学上級実験」では脳波の測定を行いますが、じつはこんな大学は珍しくて、学部学生が脳波測定装置などの専門機器を使用できない大学も多いんです。その意味で、本学は、本格的に実験心理学をやりたい人にとっては非常に恵まれた環境にあるといえるでしょう。

最初はカウンセラーになりたくて、臨床心理学を目指していたのですが、いろいろ勉強していくうちに、実験をしたり、データを解析する心理学の方が面白くなってきました。相手ありきの臨床心理学と違い、心理学ははっきりデータが出ます。アイマイよりハッキリしたことが好きな性分だからと思いますが、コース選択では迷わず「心理学コース」を選びました。