自衛官採用試験に合格した法学部4回生にインタビューしました。

自衛官採用試験に合格した法学部4回生の 望月 大 君にインタビューし、試験対策や自衛官を目指す後輩へのメッセージなどについて語ってもらいました。

Q1 自衛官とはどのような仕事をする人たちですか。また、どうして自衛官になりたいと思いましたか。
A

自衛官は、日本の平和や日本国民の生命・財産を守ることを主な任務とし、防衛省に所属する特別職の国家公務員として制服を着用する自衛隊員です。自衛官は陸上自衛官・海上自衛官・航空自衛官の3つに分かれます。

僕が小学生のとき阪神・淡路大震災で自衛官が被災者の方を支援している様子をテレビで見てから漠然と何か人の役に立てる仕事に就きたいと思っていました。大学4回生になって民間の就職活動もしていたのですが、昨年6月の岩手・宮城内陸地震で自衛官が被災者の方の声に応えて手を振る映像をテレビのニュースで見て、自衛官になりたいと確信しました。自衛隊は装備や規模が大きいぶんだけ実際に社会に貢献できると感じました。

Q2 大学時代はどのようにして過ごしましたか。
A

4年間朝日新聞の奨学生として、ほぼ毎日朝刊や夕刊の新聞配達をしながら大学生活を送りました。朝刊の配達の仕事は午前1時半から5時まであり、そのあと大学に行って、午後3時から5時まで夕刊の配達をしました。毎日のように新聞配達の仕事があったので、夏休みなどに友人と長期間旅行に行ったりすることはできませんでしたが、月2日の休みなどを利用して友達とお酒を飲みながらおしゃべりをしたり、日帰りのドライブをして過ごすのがとても楽しかったです。

大学の勉強との両立が大変だと思われるかもしれませんが、規則正しい生活をしていたので大学の授業に出ることはそれほど苦ではありませんでした。大学では4回生のときに国際法のゼミに所属し、自衛官にも関連する領空侵犯や国連のPKO(平和維持活動)についてレポートを書きました。

Q3 自衛官採用試験はどのようなものですか。また、合格に向けてどのような準備をしましたか。
A

自衛官採用試験では10種目ほど募集しているのですが、僕は一般曹候補生の採用試験を受けました。9月に行われた1次試験の筆記試験はマーク式の国語・数学・英語の試験と700字くらいの作文でした。程度は高卒程度だと思います。筆記試験の対策として、法学部の公務員研究の授業を受け、また、問題集を買って過去問などをひたすら解いて、参考書で苦手な分野を勉強しました。

10月の2次試験は口述試験と身体検査で、合格発表が11月でした。口述試験は30分くらいでしたが、志望理由や学生生活などについて尋ねられました。大学時代に早朝から新聞配達をしていたことがアピールポイントの1つになったのではないかと感じています。

Q4 これからどのような自衛官になりたいですか。
A 陸上自衛隊に所属し、陸曹として部下である陸士をまとめ部下から慕われる自衛官になりたいです。そのためには、部下以上の努力をして、部下の生命を預かっていることに対して強い責任感を持ち、信頼感のある人間関係を築いていかなければならないと思っています。それから、将来は国連のPKOにも参加して世界平和にも貢献したいです。
Q5 自衛官を目指す後輩にメッセージをお願いします。
A まず、社会の役に立ちたいという強い気持ちが必要だと思います。それから、高校や大学の学生時代は積極的に部活動に参加して、体を鍛えたり、集団行動での協調性を養うことが大切ではないでしょうか。その他では、身体検査が入隊時にもあり他の採用試験より厳しいと思うので、普段から体の健康管理には気をつけた方がよいと思います。

2009/03/03 法学部