市役所職員の採用試験に合格した法学部4回生にインタビューしました。

Q1 なぜ公務員を目指したのですか?
A

私の地元には全国にアピールできるだけの歴史・文化等があると自負しています。しかし、それらのアピール方法や企画があまり良いと言えるものがなく、また、人口の3人に1人が高齢者という状態になっています。

私自身、地元が大変好きですので、地元の町興しに繋がるような企画の提案やその実行に直接的に携わり、将来的には、全国一有名な市にしたいと思い、公務員を目指しました。

Q2 大学時代はどのように過ごしましたか?
A

私は、サークル活動として、法学部の学生団体である法学会J-CLUBに所属していました。そこでは、みんなで模擬裁判を作製・実演したりしました。こう聞くと堅苦しい感じがするでしょうが、実際には、夏合宿などのレクリエーションもしばしばありましたし、アットホームな感じで遊びながらやっていましたので、私にとっては気分転換の場になっていました。授業を一緒に受けられる友人もつくりやすかったことや、就職に関する情報をみんなでやりとりできたのも、J-CLUBならではの強みだったと思います。

公務員試験の勉強については、私が3回生の時に公務員講座の受講料を免除するという制度ができましたので、私は、これを利用し、公務員対策講座を受講しました。また、学部の授業でも公務員特別研究を履修し、公務員試験の対策にあてました。

他方、試験勉強でのストレスを溜めたくなかったので、週に1・2度ほどは遊ぶ時間を作り、メリハリをつけて勉強に取り組みました。

Q3 公務員試験のためにどのような対策を行いましたか?
また、公務員の試験内容について教えてください。
A

先ほども申しましたが、3回生から本格的に講座や学内授業を利用し勉強に取り組み始めました。夏は基礎知識、冬は問題集、春は基礎知識を中心としてさらに問題集も、という形で勉強に取り組みました。私の苦手としている数的処理に関しては、基礎を一切やらずにひたすら問題を解き続け、体で理解することを意識し、取り組みました。

面接対策に関しては、一般企業の面接を数社ではありますが、経験し、面接独特の雰囲気を体験しました。また、友人と地元を歩き、地元の長所・短所、どこを変えれば若者や家族連れが来てくれるかなども話すなどの地元研究にも時間を掛けました。

公務員の試験内容に関してですが、これはあくまでも私が体験した三重・滋賀の一部であり、公務員試験は、毎年各都道府県・各市町村で出題形式・問題傾向が変わっていますので、以下の説明は参考程度に読んでください。

まず、県庁等を目指す方であれば、法律問題は勿論ではありますが、特に経済原論に力を入れて勉強をした方が良いと感じました。教養試験において経済原論が出来ないとなると点をとるのは大変困難だと思います。

次に、市町村の公務員試験について言えば、法律問題は基礎問題を少量出題しているだけなので、こちらを目指す人は、文章理解や数的処理のほか、人文科学の分野に特に力を入れるのがよいでしょう。また、60分で120問という内容でしたので、本番で計算や読解などにあまり時間を費やさないように心がけるのも重要だと思いました。

Q4 後輩にアドバイス・メッセージをお願いします。
A

受験先が都道府県であれ市町村であれ、まずは「なぜそこに住みたいのか」を考えてください。そうすれば、都道府県や市町村の研究をする際にも、「将来はここに一軒家を立てる」など考えたりと、楽しみながら研究が出来ますよ。私は、楽しみました。

また、課外講座の受講もお薦めします。現在の法学部には受講料免除の制度もありますし、担当の講師も学外からの専門の方で、講座の終了後も遅くまで熱心に教えてくださる方ばかりですので、内容を理解しやすい環境があると思います。

エラそうなことを言いましたが、私自身も数か所の地方自治体の試験を落ちています。どんなに落ちても、落ち込まないでください。一般企業も公務員も就職活動は縁があるかないかという要素がありますので、不合格が出たとしても気分を切り替えて次に備えてください。

最後になりますが、皆さんが公務員に内定を頂けることを心から祈っています。頑張ってください!!!!


2009/12/25 法学部