『太陽の恵み』と聞いて、思い浮かべるものは何でしょうか。改めていうまでもないことですが、私たち人間を含めた地球上の生物は太陽の恵みを受けて生きています。今、再生可能な資源としてバイオマスが注目されています。バイオマスは生物由来の資源です。植物は太陽からのエネルギーを化学反応に利用して、光合成を行い、体をつくっています。動物は、植物や他の動物を食べて、体をつくっています。ですから、『太陽の恵み』とは人がバイオマスとして利用できる『生物』のこと、と考えられます。このように考えてみると『太陽の恵み』という抽象的な概念が、具体的な数値で表せるようになります。私たちにとって大切な『太陽の恵み』をどのように使ったらよいかを考えるためには、どこにどれだけ私たちが使えるものがあるのかを知っておくことが大切なのです。

藤井 康代 准教授
担当科目は「バイオマス資源材料学」「バイオマスエネルギー学」等。
京都大学大学院博士後期課程修了。農学博士(京都大学)。専門は林産学。