35億年前の地球に生命が誕生し、進化を続け、15万年前に現存の人類が誕生しました。我々の身体には60 兆個の細胞があり、体重の約70%は水分ですが、有機物質として一番多いのはタンパク質で10万種類以上あると思われています。
これらタンパク質が絶えず身体の状態を監視し、維持するエネルギーを効率よくつくり出し、足りないものを合成し、余分なものを分解し、体内の物質を有効に再利用し、不要なものは排泄し、それぞれの細胞が役割を果たして健康な身体を支えています。また、環境の変化に応じてコントロールする力を備えています。今世紀になり生命の維持と遺伝の仕組みなどについて、次々と新しいことが解明されていますが、基本的なことをしっかり学ぶことで、生命を理解することができます。みなさんが活躍する21世紀は生命科学の世紀です。

中村 正彦 教授
担当科目は「生体高分子学」「遺伝子工学」「生化学」等。
大阪大学大学院。理学博士。