みなさんは「化学」についてどんなイメージをもっていますか。私たちが手に取るもの、目に見えるもののすべてが化学物質であり、その性質と変化を取り扱う学問が化学であることを一度考えてみてください。たとえば、いつも持ち歩いている携帯電話は最新の化学技術によって製造されたパーツで組み立てられており、化学の進歩がなければ携帯電話はこの世に存在しません。一方、役に立つ化学物質でも誤った使い方をすれば生命を危険にさらしたり、環境を汚したりします。
私たちのバイオ環境学部では「化学」が重要な基礎学問であり、その知識が無いと問題の本質を見誤ることもあります。そして、生物有機化学では生物にさまざまな作用(生理活性)をもつ有機化合物を対象に勉強します。「化学」は地球環境を保全し、人類が持続的な発展を継続するために絶対に必要な学問です。

坂本 文夫 教授
担当科目は「化学」「有機化学概論」「生物機能有機化学」「天然物化学」。
専門分野は生物有機化学、医薬品化学(医薬品の企業で33年間勤務)。