人々を「リスク」から守るために
「社会政策」

私たちの生活には、常にさまざまなリスクが潜んでいます。たとえば、病気やケガ、障害、老齢、失業などは、誰にとっても無縁のことではなく、しかも、私たちの生活に大きな困難をもたらしかねないものです。こうしたリスクに対して、わが国を含むほとんどの国では、そこに住む人々の生活水準が一定以上に保たれ、安定したものになるよう、社会保障と呼ばれる仕組みがつくられています(たとえば、公的な年金や医療保険などがそうです)。しかし、今それが大きく揺らいでいます。先進諸国では、少子化・高齢化が急速に進むことで、社会保障に関係する費用が年々増加し、こうした制度を維持することさえ危ぶまれる事態に陥っているのです。では、私たちはこの少子高齢化にどう向き合えばよいのでしょうか。そして、これからの社会保障はどうあるべきなのでしょうか。この授業では、現行の社会保障制度を知るだけでなく、その歴史をふり返ったり、外国の事例を参考にしたりしながら、社会保障と私たちの社会が進むべき方向を考えていきます。

平田 謙輔 准教授

担当科目は「社会政策」等。神戸大学大学院修了。
専門は社会政策、経済体制論。

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