産業を支える「働く人たち」の心理を考えるのが、産業心理学です。たとえば、あなたはもう「将来、やりたいこと」を決めていますか? 現代社会では価値観が多様化し、また新しい職種がどんどん登場してくるために、「やりたいこと」や「自分の適性」を見つけるのが難しくなっています。そして適性を探すことに悩み、疲れてしまう若者も少なくありません。彼らはどんな心理なのか、その問題を解決する方法は何か。産業心理学では、こんな問題を扱います。授業では、そのほかにもコンピュータの導入による職場環境の変化によるストレス・人間関係によるストレス・能力主義や成果主義によるストレスなど、産業行動におけるさまざまな心理的問題を、人の特性を中心とした実証的な研究を紹介しながら考えていきます。

森田 敬信 准教授
担当科目は「産業心理学」「心の科学(心理学)」等。大阪大学大学院。
文学修士。専門は産業心理学、交通心理学。