甲賀のケンケト、伊賀の順逆踊り……
「民俗芸能論」

日本の伝統芸能には、能楽や歌舞伎など古典芸能以外にも、実にさまざまな民俗芸能があります。これらの多くは明確な起源や意味を伝えないまま、代々口伝えで伝承され、演じ続けられています。たとえば京都には六斎念仏ろくさいねんぶつという、踊りながら念仏を唱える芸能が伝えられ、今も行われています。有名な祇園祭でも鷺舞さぎまいと呼ばれる優雅な民俗芸能が演じられ続けています。ほかにも琵琶湖東部のサンヤレ、甲賀のケンケト、伊賀の順逆踊り、丹後の太刀振りなど、その名を聞くだけでも興味をひかれるさまざまな民俗芸能が、各地で伝えられています。授業では、こうした芸能をひとつひとつ取り上げて解説するとともに、なぜこうした民俗芸能が伝えられてきたのか、それはどんな意味をもっているのか、またこうした芸能を大切にした昔の日本人とはどんな人々だったのかを探っていきます。

青盛 透 准教授

担当科目は「民俗芸能論」「人権の歴史と現代」等。
立命館大学大学院。文学修士(立命館大学)。日本民俗芸能論、日本芸能史専攻。

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