現代の日本社会では、少年犯罪が増えているといわれていて、街のあちこちに監視カメラが増えています。しかし、犯罪の増加は、実はマスメディアの影響でそのように思いこんでいるだけなのかもしれません。若者の間には「ニート」と呼ばれる人が増えていますが、それは単に彼らが不真面目だからではなくて、企業の側にも原因があります。また、企業をリストラされて、いわゆる「負け組」になってしまう人がいる反面、IT関連企業で膨大な利益を上げた「勝ち組」の人もいて、人々の間の格差が拡大しています。日本社会では、さまざまな問題が生じていますが、それについて一度は学んでおくと、いずれ学校を卒業して社会に出たときに役立つでしょう。

小川 賢治 教授
担当科目は「社会学入門」「政治社会学」等。
京都大学大学院。文学修士。専門はイギリスの王室制度。