「首切れ馬」のメッセージ
「地域文化論」

『スリーピー・ホロウ』(1999年)というアメリカ映画があります。この映画は19世紀前半に活躍したワシントン・アーヴィングという作家の『スリーピー・ホロウの伝説』をもとにしたもの。首なし騎士が18世紀末のニューヨーク近郊に出没し、人々の首を次々とはねていくという恐ろしい映画です。実は、このような不思議で非現実的な物語も、地域の独特の文化に支えられています。だからその地域に暮らす人々にとっては、とてもリアルな物語になるのです。実は、日本にもこれによく似た「首切れ馬」という伝説があります。授業では、この伝説がどのような地域文化に支えられているのかを調べていくとともに、このような一見バカバカしい物語にも必ず地域文化のメッセージが込められていることを学んでいきます。

佐々木 高弘 教授

担当科目は「人文地理学」「地域文化論」「人文地理学演習」。
大阪大学大学院博士課程中退。専門は文化地理学。

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