深層心理学は、人間の心の中に無意識(本人さえも意識できない領域)があると仮定して、人間の行動や心の現象について考えようとする学問です。実際に、心理療法で、問題を抱える方々とお会いしてみると、自分でもよくわかっているけれどどうにもならないということが多いのです。そのため、心の無意識の領域も視野に入れて考えることが必要になります。無意識の領域も視野に入れて考えることが必要になります。そこで授業では、ユング心理学の基本を理解した上で、神話やメルヘンを材料に、深層心理学的なアプローチによる解釈を説明し、さまざまな象徴的なものの見方について学んでいきます。西洋のものと日本のものとの比較文化的な視点からも検討を試みます。このようなものの見方は、人間について、自分自身について、深く考えるための貴重なヒントとなるでしょう。

山 愛美 教授
担当科目は「深層心理学」「芸術療法」「人格心理学」「演習」等。
京都大学大学院博士課程修了。教育学博士(京都大学)。臨床心理士。