英語を習いに行ったはずが 中国語を覚えて帰ってきまして。経済学部 経済学科 田中駿平さん

京都学園大学の学生さんに聞いてみた
「英語を習いに行ったはずが
中国語を覚えて帰ってきまして。」

経済学部 経済学科 田中駿平さん

こんにちは!身長181センチ、高身長・高体重・無職の田中泰延です。

さて、来たる2017年8月27日(日曜日)午後、京都学園大学・京都太秦キャンパスにてさえりさん、カツセマサヒコさん、わたし田中泰延のトークイベントが開催されます。ぜひお越しください。

さて、この連載「京都学園大学の学生さんに聞いてみた」は、「夢と出会う場所」「夢がかなう場所」、京都学園大学で学ぶ学生のみなさんにじっくりお話を聞いてみたい。そんな企画です。どうぞよろしくお願いいたします。

記念すべき第2回は田中駿平(たなか しゅんぺい)さん。「記念すべき第2回」ってものすごく中途半端なのですが、人間、いろいろすぐ忘れるのでなんでも記念しておくに越したことはありません。

で、やってきました田中駿平さん。が、表情が固い。何か面白くないことでもあるのでしょうか。しかも男です。野郎です。楽しくありません。僕も話なんか聞きたくありません。

とはいえ、私も仕事ですので聞きましょう。

ひろのぶさん

こんにちは。はじめまして。今日はすごくお話を伺いたいです。

たなかさん

(聞く気あるのかこの人)

ひろのぶさん

で、どうなの?

たなかさん

(なにがどうなんだ)

ひろのぶさん

田中さんですよね。僕も田中なんです。

たなかさん

それがどうなんでしょうか。

ひろのぶさん

田中って、繁殖力が強いと思うんですよ。

たなかさん

は?

ひろのぶさん

数が多いでしょう。増殖していると思うんですよ。

たなかさん

は、はあ。

ひろのぶさん

田中や、佐藤や、鈴木は繁殖力が強い。それに比べて勅使河原とか伊集院とかそういう名前は繁殖してない感じがしませんか。絶滅寸前ですよ。

たなかさん

(若干吹いたが、大丈夫かこの47歳)

ひろのぶさん

大丈夫です。

たなかさん

(えっ)

本日もカイセイなり

たなかさん01

あらためまして。はじめまして。たなかしゅんぺいと申します。

ひろのぶさん

お互いになんの予備知識もなく話し合うという、ひどい企画ですね。

たなかさん01

インタビューと聞いて、「さえりさんにインタビューされる」と思っていたので今がっくりきています。

ひろのぶさん

話を聞くのがオッサンでほんとうに申し訳ない。

たなかさん01

気を取り直して答えますと、いま4回生です。

ひろのぶさん

「4回生」。まず関西地方以外の人にはそこから説明せなあかんね。「4回生」は、「4年生」のことやんね。

たなかさん01

えっ。関西だけなんですか、「回生」っていうの。

ひろのぶさん

そうそう。そうなんです。関西独特なんです。東京で「大学4回生です」っていうと必ず「カイセイ?憲法の話ですか?」て言われますよ。

たなかさん01

必ずは言われないと思うんですが覚えておきます。

琵琶湖のフチを歩く

ひろのぶさん

京都の人?

たなかさん01

いいえ、滋賀県生まれです。東近江市です。安土が最寄駅で。

ひろのぶさん

琵琶湖のほとりなんですね。滋賀県に占める琵琶湖の割合って僕なんか70パーセントぐらいだと思い込んでるけど実際はどうなの?

たなかさん01

それぐらいだと思います。

ひろのぶさん

絶対違うやろ。

たなかさん01

他府県の人には、だいたい、滋賀県民って琵琶湖の周りを横になって歩いてるんだろって言われます。

ひろのぶさん

琵琶湖の周りの狭い陸地を、こう、身体を細めてね。

たなかさん01

実際は、もう少し陸地があります。

ひろのぶさん

で、京都学園大学の経済学部へ。どんな勉強を?

たなかさん01

経済にはミクロとマクロがありまして。

ひろのぶさん

えっ ミクロとマクロがある?僕なんか文学部出身で全然わからないのでそのあたりを説明してもらわないと。

たなかさん01

説明しろと言われましても困るんです。

ひろのぶさん

君が言うたんやないか。

メルボルンは南のほう

たなかさん01

経済学は置いといて、僕は大学でだんだんと、語学を集中して勉強するようになったんです。

ひろのぶさん

語学を。

たなかさん01

海外留学がきっかけで。一ヶ月メルボルンに行きました。

ひろのぶさん

メルボルンてオーストラリアの南のほうの。

たなかさん01

南かどうかはよくわからないんですけど

ひろのぶさん

えっ

たなかさん01

えっ

ひろのぶさん

…。世界地図、みておいてくださいね。メルボルンといえばF1レースが開催されますよね。

たなかさん01

はい。ちょうど僕が滞在していた時がF1グランプリをやっていまして。

ひろのぶさん

ほうほう、観たの?

たなかさん01

いえ、観てないんですけど。

ひろのぶさん

…。観てないなら観てないでいいとして、オーストラリアにはホームステイだったんですか。

たなかさん01

はい。ホームステイ先はギリシャからの移民の老夫妻でしてギリシャ訛りがすごくて、英語の発音がぜんぜんわからないんですよ。

ひろのぶさん

英語は上達しましたか。

たなかさん01

全然なんですよ。老夫婦は何言ってるか一つもわからないし、死ぬほど不安でした。しかも一ヶ月間では英語も上達しなくて。でも、そこですごい出会いがあったんですよ。

ひろのぶさん

出会い?誰と?

たなかさん01

人じゃないんです。中国語と出会ったんです。たまたまそこで中国語のプログラムもあって、むしろ中国語に興味をもって、中国語、僕たち、ちょっと読めるじゃないですか?漢字でしょ?中国語を見てこれや!って

ひろのぶさん

親しみが湧きますよね。

たなかさん01

でも、実際に勉強してみたら、漢字の字体は違うし、発音は4つも声調があって、めちゃくちゃ難しいんですよ。でも、「これや!」と思った出会いは大切だなと思って、本格的に中国へ留学に行きました。

ひろのぶさん

こんどは中国に!

なぜか上海

たなかさん01

中国には半年いきました。まず、南通(ナンツー)という街で語学をみっちり3ヶ月。

ひろのぶさん

えっ?なんつーところ?

たなかさん01

…。ナンツーはナンツーです。南通は上海から近いですよ。バスで3時間ぐらい。

ひろのぶさん

えっ 3時間。遠いじゃないですか

たなかさん01

中国広いですから。近い街です。

ひろのぶさん

中国大きいですよね。人も多い。昔、南京という街に行って、人口100万人の大都市だったから、通訳の人に、「人口10億人ってすごいですね。この南京みたいな100万人の都市が100個あるってことですか?」と聞いたら、「いえ、計算してください。1000個です。10億割る100万は1000です」って言われてびっくりしました。

たなかさん01

3ヶ月間、南通大学で中国語を真剣にやって、そのあと上海の企業のインターンシップで3ヶ月間働きました。それが、いきなり、がっつり仕事で。

ひろのぶさん

3ヶ月だけ勉強した外国語でいきなり業務。

たなかさん01

投げ出したくなるほどでした。日系企業に電話でアポイントメントをとって営業に行くんですけど、中国語しかできない人が電話に出ますから、とにかく通じるようになるためには正しい発音しかないんですよ。

ひろのぶさん

電話だから、ジャスチャーも表情もないもんね。

たなかさん01

でも必死にやってると、HSKという中国語の検定があるんですけど、これ、級が上がるほど上なんですが、1級が初歩で、6級が一番上なんですが、半年で4級まで取得することができたんです。

ひろのぶさん

半年で4級はなかなか早いよね。

たなかさん01

これは選んでよかったな、向いてるなと思いまして。

ひろのぶさん

凝縮して苦労して、得るものがあったんだ。

たなかさん01

これは上海でのインターン先の会社の皆さんと最終日に撮った写真ですけど、中国で出会えた人たちとの交流も人生の財産ですね。

たなかさん01

わかりやすい上海の夜景と、会社の仲間たちです。

日本電産グループへ

ひろのぶさん

で、日本に帰ってきたら就職の時期ですよね。

たなかさん01

はい。その時の中国語の習得状況をふまえて海外経験と語学力をアピールしまして。僕にはたったひとつこの経験がある!って、就職活動ではオーストラリアの英語の失敗から中国での半年間を話しました。そして、社会人への道が拓けました。

ひろのぶさん

差し支えなければ就職先を教えてください。

たなかさん01

日本電産グループに内々定をいただきまして。

ひろのぶさん

えっ 日本電産グループ?!というと、経営者の永守会長が今度この京都学園大学の偉いさんになられるという。

たなかさん01

そうなんです。日本電産の永守会長が来年度から京都学園大学の理事長になられるということで、ご縁がありまして。

ひろのぶさん

ええとこへ行かはるねえ。

たなかさん01

不思議な縁で。上海の近くに平湖(ピンフー)という街がありまして、そこに日本電産の工場があるんですよ。東京ドーム何個分もの大きさで、僕たまたま見学に行って感動したんです。日本電産ってすごい会社だって。で、就職活動の面談でたまたま僕が見学した話をしたら日本電産の担当の方が驚かれて、そこを見学した学生は初めてだって、盛り上がりまして、それで決まったようなところもあるんじゃないかと思ってます。

大学時代は挑戦してほしい

ひろのぶさん

オーストラリアでの英語への絶望からすごい運命が待っていたもんですねえ。中国語が堪能ということで、それを生かして中国の工場に長年赴任とかありうるけど、それは望むところなの?

たなかさん01

はい。その意思を伝えた上で就職を決めましたので。でも、僕、さらにもうひとつ語学をマスターしたいという希望もあって、中国はもちろん望むところですが、どんな国への赴任でもそこの言葉で業務できるように集中して勉強する力がありますからって希望を出すつもりなんです。

ひろのぶさん

それはいいね。社会は手を挙げたもの勝ちですから。この仕事をやりたい、できます、と言う人から人生が決まっていくんだよね。会社や世の中のほうも、そんなに言うなら結果出してごらん、ってことで、それに答えた人が人生の勝者なんです。

たなかさん01

僕の場合は、はじまりはオーストラリアで。ひとつ、挑戦することで道が拓けたと思うんです。みんなも、大学時代に「なにか、自分がしたい」ってことを見つけて欲しいと思うんです。

ひろのぶさん

はじめ、興味なかったし、ちゃらい学生やと思ってたら全然ちがうやないか。

たなかさん01

ほっといてください。いや、話をきいてくださってありがたいです。

ひろのぶさん

人生、瓢箪から駒なんだね。

たなかさん01

今日も勉強です。

ひろのぶさん

いまはその駒を磨いてるんだね。

さいごに

自分に向いてることが不思議な流れで見つかりました、という田中駿平さん。

「京都学園大学の良いところは、みんな言うと思うんですけど、先生や大学の事務局と学生の距離が近いこと。僕は、留学も就職も、マンツーマンでめちゃくちゃアドバイスしてもらえました。いつも学生へのサポートが本気だと感じます。」

いやあ、学生さんに僕が社会人としていろいろ質問されて、なんかえらそうに答える連載にしようと思ってたんですけど、僕が教えてもらうことばっかりでした。

いま大学を目指すみなさんも、そして大学生のみなさん、そしてすでに社会人のみなさんだって、なにが自分の「得意なこと」になるかなんてすぐにはわからない。だから「これかも?」と思ったらのめり込んでみる、そしてうまく行きそうならしっかり努力して得意技にしちゃう、そんな瓢箪から駒みたいに生きていきたいですね。田中駿平さん、いろいろ教えてくださって、ありがとう。

次回も学生さんのお話を伺います。いい話を聞けましたけど、もう男子はウンザリです。女子でお願いします。

【おまけ 今月の取材後記】

ひろのぶさん

さえりさんさえりさん。

さえりさん

はい?

ひろのぶさん

僕が取材中のさえりさんを盗撮する努力もわかってください。

ひろのぶさん

ほら、まともな写真は100枚に1枚ぐらいしかないんですよ。

さえりさん

知らんし。

ひろのぶさん

トークイベントもありますし、どうか仲良く僕とですね…

さえりさん

きこえませーん。

ひろのぶさん

お客さんには息の合った姿を見せないとですね、…

さえりさん

きこえませーん。

ひろのぶさん

カツセマサヒコさん、カツセマサヒコさん。

かつせさん

はい?

ひろのぶさん

トークイベントもありますし、どうか仲良く僕とですね…

かつせさん

きこえませーん。

さて8月は、こんな風に気持ちが通じあった3人で京都学園大学で仲良く目を合わさずおしゃべりします!来てね!

田中泰延
田中泰延

1969年大阪生まれ
株式会社 電通でコピーライターとして24年間勤務ののち、2016年に退職。ライターとして活動を始める。
世界のクリエイティブニュース「街角のクリエイティブ」で連載する映画評論「田中泰延のエンタメ新党」は100万ページビューを突破。
Twitter:@hironobutnk


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