京都学園大学

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新蘇生法のご案内

更新日:2015年8月11日(火)
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新蘇生法のご案内です。
救命救急の方法が変わります。医学研究の成果を反映しつつ、日本救急医療財団が世界中の医学データを参考に救急蘇生法ガイドラインを改定しより覚えやすくなりました。
新しくなったとはいっても、全体の大きな流れは変わりません。
声掛け・通報・気道確保・人工呼吸と胸の圧迫・心臓に電気ショックを与える機器AEDの使用と進んでいきます。

大きく変わった最大のポイントは・・・

口を付けて息を吹き込む人工呼吸は省略してもいいことです。
 
人工呼吸をするほうが効果は高いですが、ためらうあまりに手をこまぬいていると、命の灯は消えてしまいます。
家族など、親しい間柄ならいざ知らず、路上に倒れている見知らぬ他人に人工呼吸をするのは、どうしても気後れしてしまいます。
口元に血液や吐いた物で汚れていたら、なおさらです。近年の研究で、人工呼吸をしない場合でも、きちんと胸の真ん中を圧迫できれば、何もしない場合と比べて救命率が大幅に良くなることがわかってきました。
 
胸を圧迫する回数は、15回から30回に増えました。心臓の血流を十分に回復させるため、中断をできるだけ少なくする目的です。
圧迫のコツは強く(4~5cm沈むくらい)・速く・絶え間なくです。1分間に約100回のペース。
童謡「うさぎとかめ」の1番の終わり「どうしてそんなにのろいのか」まで歌うと、31回押せます。
 
呼吸の有無は、普段どおりの息をしているかどうかで判断してください。
死にかけている人はあえぐような呼吸になることがあり「呼吸の有無」を正しく判断することは困難です。
普段どおりの息をしていたら回復体位にして様子を見守りながら専門家の到着を待ちましょう。
 
いざというときに全部きちんとこなせるだろうかと不安があると思いますが、細かなところがあやふやだから、とためらわずにできることをするだけでも大きな助けとなります。一番大事なのは「大丈夫ですか」と声をかける勇気を持つことです。
 
(注)本学に設置のAEDは、不具合が無いことを確認しておりますので安心して使用してください。
CPR・・・心肺蘇生法(気道確保、人工呼吸、心臓マッサージ)
 
日本救急財団ホームページ(別ウインドウで開きます)