京都学園大学

京都学園大学

Department言語聴覚学科

臨床実習ってどこで何をするの?

更新日:2015年8月11日(火)
このエントリーをはてなブックマークに追加

言語聴覚学科

病院などの外部の実習施設で、臨床実習指導者のもとで、ひとりの学生が、臨床スキルを身に付ける機会である。同時に、病気・障がいを有する患者に対しての医療者としての態度や姿勢を学ぶことにもなる。

 

 2年生の見学実習は1週間

言語聴覚学科

患者の診療記録(カルテ)を見て、病歴(病気の起こりから今日まで状態と経過)を調べる。どんな人に会うのか・診るのか、その前の準備をする。脳の写真(CT)を見て損傷された場所を知り、どんな不具合が起こるのかを考えることもある。

患者の様子を見る、歩き方、話し方と内容、ふるまい(行動)や表情から印象を持ち、観察を進めていく。日常の生活場面、検査や訓練の場面をよく見て、ことばの状態を記録する。それは何故起こったのか、考えを書いておき、後で指導者と討議する。

患者の診療記録と観察をもとに、病歴・障がい歴を書く。個人の生活背景を踏まえ、病気や事故によりことばや聞こえの異常がどうして生じたのか、自覚的な困難と周囲の認識、医科歯科の診断・治療とリハビリテーションの取り組みを時系列で整理する。

 臨床スキル: 病歴・障がい歴を調べて書く、観察を適切な表現で記録する

3年生の評価実習は4週間

評価はリハビリテーションの基本、患者の病歴・障がい歴をもとに、現在の状態を明らかにしたもので、口頭・文書で説明する。評価を進めるうえで、見学実習で身に付けた臨床スキル(調べる・観察する)が欠かせない。

患者を理解して、問題となる側面をより正確に知るために検査を行う。聞こえや言葉、飲み込みの観察のために、道具を使い、反応の正確な観察と記録を行う。検査の結果と患者の状態を踏まえて、現状での問題とその特徴を明らかにする。

 臨床スキル: 検査を行い結果の解釈をする、患者の評価を報告する

4年生の総合実習は8週間

評価に基づいた治療を考える実習であり、見学実習と評価実習で身に付けた臨床スキルを数多くの患者で磨く機会でもある。

患者の個別性も考えて、評価をもとに、治療(リハビリテーション)の計画を指導者のアドバイスを受けて考える。訓練の実施と記録ができるようにくり返し行い、課題を作って訓練を実施する。

臨床スキル: 評価に基づいた治療を考える、訓練を適切に実施する

 

 

言語聴覚学科のページへ