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20180120(SAT)

終末期ケアの葛藤
—日本、イギリスとアメリカからの観点

更新日:2018年6月20日(水)
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京都学園大学創立50周年記念講演会
京都学園大学×ハーバード大学アジアセンター

終末期ケアの葛藤 —日本、イギリスとアメリカからの観点

医療関係者と、患者、その家族たち、そして医療界の実態を懸念する人たちが、様々な病気の経験を描写した作品は、この数十年間にわたって、著しい振興ぶりを示している。これらの作品群は、我々人間が自分たち、他人、そして地球に対していかに接していくべきか、という問いかけの必要性を訴えている。
ソーンバー教授の研究で扱う作品群は、チリや中国を始め、日本、アメリカ、そしてセルビアや南アフリカまで、ありとあらゆる言語とジャンルで書かれている。これらの作品はどれも、患者の回復と福祉改善をより可能なものにするために、共感、思いやり、そして敬意のある医療制度を設置する必要性を主張する形で、障害や難病を抱えて生きる人たちを目の当たりにしている個人と、家族、そして社会全般に切実な難題を投げている作品となっている。
このような物語は、多くの場合病気そのものからの被害よりはるかに大きい被害を与えている医療と社会的な側面での不適切な扱いを防ぐために不可欠な知識を我々に提供してくれる。この話題の中で、特に物議を醸しているのは、終末ケアの有り様をめぐる議論である。今回の講演では、日本と、イギリス、アメリカにおけるこれらの議論を描いている作品を紹介して、回復を支える社会の枠組みを作るべく治療の形の変革を求める描写を議論する。

講演者

カレン・ソーンバー教授 Karen L. Thornber 
(英語による講演になります。日本語通訳あり)

日時

2018年1月20日(土)13時開演 15時15分終了予定 (12時30分開場)

講演会レポートはこちら

場所

logo_kyotoshi

京都学園大学 京都太秦キャンパス みらいホール 

※京都太秦キャンパスには駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

主催

京都学園大学

後援

京都新聞

お申込み・お問い合わせ

お申込みは締め切りさせていただきました。
たくさんのご応募ありがとうございました。

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お問い合わせ先:京都学園大学研究連携支援センター

Tel:0771-29-3593

e-Mail:liaison@kyotogakuen.ac.jp

講演者プロフィール

カレン・ソーンバー教授 Karen L. Thornber 

ハーバード大学教授(東アジア言語文明と比較文学)、ハーバード大学アジアセンター所長などを兼任。

研修領域は、比較文学、世界文学、東アジア文化と文学、環インド洋地域(南アジア・東南アジア、中東、アフリカ)に及ぶ。近年、比較文学の中で新興の研究分野として注目を集めている医療人文学と環境批評にも取り組み、多数の論文を発表。中国語、日本語、韓国語、ヒンドゥー語、ウルドゥー語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語、少数インドネシア語等の多数の言語で研究を行っている。
主な著書にEmpire of Texts in Motion: Chinese, Korean, and Taiwanese Transculturations of Japanese Literature『流通するテキストの帝国—中国、朝鮮、台湾における日本からの越境的な文学受容』、Ecoambiguity: Enviromental Crises and East Asian Literatures 『エコアンビグイティー(環境意識を取り巻く矛盾)—環境危機と東アジアの文学』などがある。現在、Global Literature and Health: Moderating Expectations, Negotiating Possibilities 『世界文学と医療:適度な期待と話し合える可能性』を準備中。その他、峠三吉『原爆詩集』の英訳や、70件以上の学術論文も発表。