京都学園大学

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講演会「ジャパニーズ・アメリカン パート3〜日系人の多文化アイデンティティー」を開催しました。

更新日:2019年2月14日(木)
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2019年2月9日(土)、本学京都太秦キャンパスで、講演会「ジャパニーズ・アメリカン パート〜日系人の多文化アイデンティティー」を開催し、学生、教職員、市民ら約50人が参加しました。この講演会は、本学のハワイ短期研修(2月20日~32日)の事前研修を兼ねたもので、今年で3回目になります。講師は、野﨑京子・京都産業大学名誉教授、司会は古木圭子・経済経営学部教授でした。野﨑教授は日系アメリカ人で、第二次世界大戦中、2歳から5歳まで両親とともに日系人収容所で過ごしました。

 

野﨑教授は、まず、過去2回の講演会の内容を振り返り、日系人強制収容所の歴史、またカナダにも日系アメリカ人の収容所があり、その生活環境はアメリカのそれよりもより厳しかったこと、さらにペルーに住んでいた日系人もアメリカの収容所に移送されていたことなどを、クイズを交えながら説明しました。

そして、アメリカは多文化社会であり、人種以外にも宗教、階級、性的嗜好など様々な要素の多様性があると指摘、一口に日系人と言っても混血がすすんでおり、日系人のアイデンティティーとは、つまるところ人の生き方(the way of living)だということになると論じました。

このあと、日系人が親しんでいる「日系フード」と呼ばれる料理についても触れ、ハワイで人気の「スパムむずび」(おにぎりに缶詰肉のスパムを乗せたもの)、ブラジルの日系人が食する沖縄そば、アメリカ本土でも販売されている「もちアイス」などの写真を紹介しました。

聴衆からは、「野﨑先生ご自身の経験が聞けてよかった」、「多文化を理解することの重要性が分かった」、「南米やカナダにも収容所があったことを初めて知った」などの感想が寄せられました。

2019/2/12