京都学園大学

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京都大学 公開実習に参加しました

更新日:2017年11月14日(火)
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平成29年度京都大学フィールド科学教育研究センター公開実習(森里海連環学実習I)に本学1年生の津田慎ノ介さんが参加しました。
この実習は、京都大学芦生研究林を源流とし丹波地方を流れ若狭湾西部にそそぐ由良川を通して、森から海までの流域を複合したひとつの生態系としてとらえる視点を育成することを目的に、全国の大学生を対象に行われたものです。
 本学からは2名の学生が参加し、非常に有意義な時間を過ごせたようです。ぜひ、みなさんも参加してみませんか。

 

「京都大学 森里海連環学実習に参加して」

バイオ環境学部 バイオ環境デザイン学科

 津田 慎ノ介

 

 今回、初めて他大学実習に参加しとても多くのことを得られました。まず、普段の学校生活では見られない環境、生物、自然を見ることができました。今回の実習は、由良川の上流からスタートし、河川に入り魚やベントス(水生昆虫)、プランクトンを採取したり、またその流域ごとの水を研究所に持ち帰り、濁度や成分などを河口まで調査するものでした。これらを5日にわたり行いました。持ち帰った水をろ過し、ろ紙についた懸濁物質の重さを測って、水の濁度や有機物量を考察するところは特に面白かったです。重量を測るときには、風を受けないようにしたり、空気中の水分をろ紙が吸って重さが変わらないように特殊な測りを使いました。とても繊細な実験だなと思いました。

 

由良川水系の懸濁物

 今回の実習には、京都大学(農学部、法学部、文学部)、宮崎大学(農学部)、東京農工大学(農学部)から学生が参加していました。京都大学の法学部の人は本が好きそうだったので、いろいろと本についての話をしていると、おすすめの本なども教えてもらえたりして、実習以外のことでも楽しむことができました。

 今回の実習は台風がきているときに実施されました。そのため、河口に入って地引網で魚を捕ったりする実習がなくなったのはとても残念でした。例年は捕れた魚などをバーベキューで食べるそうです。

 最終日には、集計したデータを解析し、魚類、水質、ベントス、プランクトンの4つの班に分かれて発表しました。昨年度のデータと見比べてどこに変化があったかなどを探すところにみんな苦戦して、次の日の午前2時頃までデータを解析し、発表当日の朝に、ぎりぎり発表スライドが完成しました。これもとてもいい思い出です。

水質データ

 大変なこともありましたが、実習はとても充実しており、いろいろな発見ができました。参加するか迷うなら絶対に参加したほうがいい実習だと思います。この実習での経験は今後の大学生活で生かせることができそうです。得られたものは非常に大きかったと思います。今後もいろいろな他大学実習に参加してみたいです。

芦生研究林 木に他の種の植物が生えている