京都学園大学

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心理学科「キャリアサポート実践講座」で卒業生が流通企業の販売職について講義

更新日:2018年11月6日(火)
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20181024日、心理学科「キャリアサポート実践講座」で、市民生活協同組合ならコープ(本部・奈良市)に勤務する本学卒業生・山下直也さんが「流通企業の販売職」についてゲスト講義を行いました。

秋学期のこの講座では、受講者が自分自身のアピールポイントを明確にして履歴書やエントリーシートを作成するとともに、それぞれの志望や適性にあった業界や職場の研究を行っています。

 

山下さんは2013年、旧人間文化学部メディア社会学科を卒業後、ならコープに入社、西奈良支所営業職などを経て、現在おしくま店水産部門主任を務めています。

心理学科の3回生も、夏休み以降、インターンシップなどに参加していますが、進路について明確なイメージを持っている受講生は必ずしも多くないようです。また、多くの人がアルバイトを行っていますが、正社員の経験のある人ももちろんほとんどいません。

 

このため、この日はまず、鮮魚の仕入れから販売、売上げや店員・アルバイトら人員の管理など、山下さんの多岐にわたる仕事内容についてわかりやすく説明を受け、正社員としてはたらくこととはどのようなものなのか、受講生たちがイメージ・トレーニングを行いました。

また、「営業」や「販売」という代表的な職種についてリアルな現実を学ぶことで、さまざまな業界の同種の仕事に対して、あるていど具体的なイメージをもてるようにしました。

 

ならコープ主任 山下直也さん

 

後半は、受講生たちがチームにわかれ、グループ・ワークを行いました。テーマは、山下さん自身がいま抱える課題から、心理学科生のために「顧客心理への訴求」にかかわるものとして「魚離れの傾向が強まるなかで、とくに若い人たちにスーパーの鮮魚コーナーを利用してもらうにはどうすればよいか」というお題をいただきました。

受講生たちはグループごとに案を出し合い、チームの代表者がプランを発表して、最後に山下さんから講評をいただきました。

 

さまざまな世代の協力が求められる職場の組織で、ひたむきに仕事と向き合い、つねに課題を見つけ、変化を恐れずとりくみつづける山下さんの姿勢から、受講生たちは正社員ではたらくことのリアルを感じ取っていたようです。

 

 

<受講生の声:講義について>

 

誰のために仕事をするのかを大切に

どんな職場でも基本的に必要な人材というのはあまり変わらない、と思った。コミュニケーション能力や、自分がサービスを提供する側であることを忘れず、「誰のために仕事をしているのか」を大切にしていけるよう気をつけたいと思う。(3回生・女子)

会話を大切に、いろいろな面に目を向ける

どんな業種でも会話をすることの大切さを感じた。ただ仕事に集中するのではなく、一緒に働く人、お客様などいろいろな面に目を向けていくことがアルバイトと違う正社員の仕事だと思った。(3回生・女子)

正社員は売るものや売り方自体を決める

アルバイトは決められたことを決められたように売るが、正社員はなぜ、どうしてを基本に、売るものや売り方を決めていくのだと、正社員の違いがわかりやすく、なるほど!と思った。(3回生・女子)

変化することは当たり前だと肝に銘じる

販売は「買う気がある人の背中を押すこと」、営業は「買う気がない人をその気にさせること」であると知り、納得した。仕事の上では「変化することは当たり前であると肝に銘じること」と話され、新しいことを取り入れるのが苦手な私も、これからは変化を受け入れていけるよう、少しずつ自分を変えていきたいと思った。(3回生・女子)

接客の楽しさと実力が反映されるやりがい

販売の仕事は、お客さんから直接「ありがとう」と言ってもらえるのが嬉しく、やりがいを感じるというのはよくわかる。チーフや店長は、自分の実力が売り上げに反映されるのもやりがいのひとつなのかなと感じた。客層や売れるもの、時間帯が常に変わっていく中でそれに対応して販売を行うのは大変だと思った。(3回生・男子)

変化に対応する柔軟な発想と行動力が大切

営業職・販売職にかかわらず、現場での仕事で売る地域、客層によって商品の考え方、捉え方が違うと思った。だからこそ、アドリブや現場での対応力、アイデアといった頭の引き出し、目のつけどころ、柔軟な発想と知識、行動力が大切なのだと感じた。(3回生・男子)

やってみれば仕事の面白さがわかる

最初は興味があまりない仕事でも、かかわってみると面白い面や楽しい面を見つけられたり、自分はこういう仕事が向いているかもしれない、とわかってくると思った。(3回生・女子)

働くっていいなと純粋に思えた

主任になると、シフト管理や売り上げ、企画構成、教育などたくさんのことを考えなければいけないのに、山下さんご自身が生き生きとしていて、疲れやブラックな面が一切なくて、働くっていいな、と純粋に思えた。(3回生・女子)

 

<受講生の声:グループ・ワークについて>

 

社員の目線で楽しく意見交換できた

社員になったような気持ちで考えることが楽しかった。ああでもない、こうでもない、こうしたらどう? などたくさんの意見交換をして、ベストな答えを出すことが楽しかった。(3回生・女子)

アイデアを出す側の大変さを学べた

アイデアを出す側の大変さを学べたと思った。自分たちが思いつかなかった意見を聞けたりしておもしろかった。(3回生・女子)

消費者を前向きにさせることが大切

私もあまり魚を食べないし、骨が苦手なので、消費者側の心理がよくわかった。そのために、客寄せをすることも大切だけれど、それ以前に消費者をどうやって前向きにさせるかを考えることも大切だと思った。販売とひとくくりに言っても奥が深くてさまざまなやり方があるとわかった。(3回生・女子)

正社員の悩みがわかった

グループで課題を考えてみて、正社員は常日頃から悩むことが多いのだなとわかった。(3回生・男子)

志望業界ではないが興味がわいた

グループワークは楽しかった。自分が考えている業界ではなかったが、興味がわいた。(3回生・女子)

人の心理面を考えた工夫が求められる

どのようにしたら魚が売れるのか、魚の置き方・並べ方や価格の設定などを考えていくことの難しさがわかった。人の心理的な面を考え、こうしたら目にとまりやすいなどと工夫していかなければならないと思った。(3回生・女子)

 

※人文学部心理学科のサイト

 

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